日本語教師に向いている人の特徴
日本語教師に向いている人の特徴を紹介します。
教えることが好きな人
1つ目は、教えることが好きな人です。日本語教師は人に教えるというのが仕事ですので、教えることが好きな人が向いていると言えるでしょう。文化や習慣の違う人に対して具体的に説明しなければいけません。すすんで教えられるという人はこの仕事に向いているでしょう。
国の文化に興味がある人
日本語教師に向いている人の特徴の2つ目は、国の文化に興味がる人です。さまざまな文化や習慣を持つ外国人に対応するには、それぞれの国の文化に関心を持っていることが大切です。近年ではアニメや漫画から日本語に興味を持つ外国人も増えているため、外国の文化だけではなく、日本の文化についても関心を深めることが重要です。
異文化への適応力がある人
3つ目は、異文化に適応する力がある人です。日本語教師の活躍の場は日本国内だけにとどまりません。海外でも日本語教育の需要が高まり、海外で勤務する日本語教師も増えています。外国人が日本の文化に慣れないのと同じように、異文化に触れるとどうしても摩擦が起きます。現地の習慣や文化に沿った生活ができるように適応できる人も日本語教師に向いているでしょう。
日本語教師の年収について
勤務する機関や国によって給与や待遇が変わってきますので、応募する前に必ず確認するようにしましょう。こちらでは例として国内、アメリカ、オーストラリアで働く日本語教師の平均年収をそれぞれ紹介します。
国内の日本語教師
日本国内で働く日本語教師の平均年収は280万~450万円です。雇用形態によって年収は変わってきます。非常勤の場合、学校やスクールが長期休暇に入ると収入が減少します。そのため働き始めのころは非常勤として働き、経験を積んで常勤を目指す人が多いです。
参考
日本語教師の平均年収を詳しく解説します。日本最大級の年収ポータルサイト|平均年収.jp
アメリカの日本語教師
アメリカで働く日本語教師の平均年収は120万~180万円です。海外で働く日本語教師の多くは日本語学科のある学校で教えており、週2、3日の非常勤になります。よって年収もあまり高くありません。物価の高い地域で働く場合は生活が厳しくなります。
参考
日本語教師の平均年収を詳しく解説します。日本最大級の年収ポータルサイト|平均年収.jp
オーストラリアの日本語教師
オーストラリアで働く日本語教師の平均年収は80万~140万円程度のようです。アメリカと同様に非常勤で働く場合が多く、年収が低くなっています。
参考
日本語教師の平均年収を詳しく解説します。日本最大級の年収ポータルサイト|平均年収.jp
おわりに
日本語教師になるための資格や向いている人の特徴についてまとめました。日本語教師はまだまだ年収の低い職業ですが、毎年給与が上昇しています。また、企業の海外進出が増えてきていますので、日本語教師の需要はますます増えることが予想できます。よって需要が増えれば海外で勤務する教師の待遇も良くなることが期待できるでしょう。
日本語教師に興味がある方はこの記事を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください。
参考
日本語教育機関の法務省告示基準第1条第1項第13号に定める日本語教員の要件について|文化庁