社会保険労務士の仕事先の種類
実際に社会保険労務士が活躍する仕事先は主に3つです。独立ではなく、雇用された場合ということになります。
- 社会保険労務士事務所
- 法律事務所
- 企業の人事部や総務部
主な就職先としてまず挙がるのが、社会保険労務士事務所です。求人数が少ないことから、法律事務所も就職先として候補になりますが、キャリアアップを狙う人に注目されているのが3つ目です。企業に就職することで、給与のほかに資格手当ももらえるケースが多いです。
社会保険労務士のやりがい・魅力
社会保険労務士として活躍をされている方はどのようなやりがいを感じているのでしょうか。その魅力についてまとめてみました。
- 企業の役に立つ
- 企業の成長を見守ることができる
この2つが社会保険労務士としてのやりがいでもあり、苦労する点でもあるようです。毎日が細かな業務に追われる点は疲労感があるようですが、社員とのコミュニケーションを図ることができる点からはやりがいを感じられるでしょう。
また、個人事務所を構えている社会保険労務士であれば、企業のの成果を見守ることができるという大きな魅力があります。
社会保険労務士の仕事になるためのルート
合格率がごくわずかな社会保険労務士試験を、まずは受験しなければなりません。そのためのルートをご紹介します。
- 通学教育
- 通信教育
社労士講座は、通学スクールと通信講座の2つが用意されています。いずれも5~6ヵ月の受講となり、通信教育は社会人でも都合良く学べます。
独立開業するメリット・デメリット
将来、社会保険労務士として独立開業をした場合のメリットとデメリットについても触れておきます。まず社会保険労務士のメリットは、独立開業をした方が大幅な年収アップが見込めるという点です。その反対のデメリットは、顧客がいないとかなり厳しいという点です。
つまり、大幅な年収アップができる社会保険労務士とは、たくさんの顧客や人脈を持っている人ということになります。そういった面から、雇用された方が営業をしなくて済むと考える社会保険労務士もたくさんいます。
まとめ
社会人と間接的に関わりがあるのが、社会保険労務士という存在。狭き門である道ですが、社会の役に立つやりがいが得られるでしょう。受験者の多くは社会人です。キャリアアップを図りたい方は将来のためにも、取得を考えてみてはいかがでしょうか。
参考
社労士の現実。資格をとったら年収はどれくらいもらえるのか? |管理部門と士業の求人・転職ならMS-Japan
賃金構造基本統計調査の新職種区分における「公認会計士、税理士」の取扱について|厚生労働省
社会保険労務士資格以外に必要なスキルとは?|社会保険労務士の就職なら.com
社会保険労務士が明かす仕事の本音 ~年収や給料、転職・就職の実態は?~|honne.biz
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