社会保険労務士へなるには？年収アップに必要な資格 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

社会保険に関する業務に従事する社会保険労務士という職業があります。社会保険労務士を目指すのであれば、どのようなルートや資格を取るべきでしょうか。また、企業とのつながりが濃い職業とはいえ、その仕事内容や年収についても気になるところです。

この記事では、社会保険労務士に興味がある方が知りたい情報をまとめてご紹介します。

社会保険労務士になるには？

社会保険労務士になるには、「社会保険労務士」の国家試験に合格することが前提です。受験資格を得るためには、大学・短大・高専・専門職大学をのいずれかを卒業しなければなりません。

また、試験合格後も2年以上の実務経験が必要。実際に社会保険労務士として働き始めるまでには時間を要します。試験合格率も例年10%を切ることから、狭き門であることも分かります。

しかし、これからの高齢化社会に向けてますます年金業務は増加するため、社会保険労務士は期待されている存在です。

参考

合格者等の推移（過去10年）・第50回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成｜厚生労働省

社会保険労務士の仕事内容

社会保険労務士は、実際にどのような仕事を行っているのでしょうか。普段あまり関わることがなく、よく分からないものです。では、社会保険労務士が主に行う次の2つの業務をご紹介します。

人事労務管理と手続き代行

人事労務管理とは、企業に関する入社や退社に関する手続きの委託を受けることです。一般的には総務関連の部署がする仕事ですが、社会保険労務士へ委託する企業も多いです。社員やアルバイトなどの社会保険や健康保険などの手続きも、社会保険労務士が代行しています。

年金に関わる業務

年金に関する相談やアドバイスを送る業務も、社会保険労務士の大切な仕事です。その対象は個人や法人などさまざまなケースがありますが、職場によっても違いがあります。