作業療法士ここが大変!必要なスキルは?
メリットも多そうな作業療法士ですが、その仕事をする上で大変なところはどのようなところなのでしょうか。メリットとともに大変なところもご紹介します。
患者さんとのコミュニケーション
作業療法士は患者さんと面と向かって話す機会が多く、コミュニケーションを取りつつ、信頼関係を築いて、その人の悩みを聞いたりしながら改善点などを導き出す姿勢が必要です。
さらに、信頼関係を築くことで、患者さんのリハビリに対する意欲を引き出すことが大切です。相手は自分と同年代の人は少なく、高齢者も多いです。人に対する接し方を学べる職業でもありますが、人とコミュニケーションを取ることが苦手な人には、少々厳しい環境になることでしょう。
結果がすぐに出ないことも多い
作業療法士の仕事は、今日やったことが明日結果としてすぐに現れるような仕事ではありません。先の見えないリハビリを患者さんと一緒に続けていかなければならない場合もあります。
その場合は、すぐに達成できそうな日々の小さな目標から始めて、その小さな変化の積み重ねを患者さんと共感していく姿勢が大切です。コミュニケーションをしっかりと取って、患者さんの状態の変化に気づくようにしましょう。
作業療法士は肉体労働!体力がないと辛い
作業療法士の仕事は手作業のリハビリに関することだけではありません。レクリエーションをする場合には準備や後片付けも必要ですし、リハビリ中の患者さんの介護をしたり、病棟間の移動など、体力も必要な仕事です。
一日が終わると疲れてしまってぐったり、ということもありますので、患者さんを支えるためには、自分も心身ともに健康でなければできない仕事です。
まとめ
作業療法士という職業について解説しました。どのような仕事内容で、年収はどのくらいなのか、また、やりがいや大変なところもご紹介しました。
将来の職業を考えたときの選択肢の一つとして、作業療法士を考えている人の一助になれば幸いです。
参考
賃金構造基本統計調査職種DB第1表用|e-stat政府統計の総合窓口
作業療法士の定義|日本作業療法士協会
第54回理学療法士国家試験及び第54回作業療法士国家試験の合格発表について|厚生労働省
賃金構造基本統計調査職種DB第1表用|e-stat政府統計の総合窓口
作業療法士の給料・年収|キャリアガーデン
作業療法士さんの年収公開!|PT・OT・ST worker
作業療法士の年収は471万円!作業療法士について詳しく解説します!|平均年収.jp
作業療法士の給料の詳細|医療のお仕事辞典
作業療法士(OT)の年収・給料と将来性について|マイナビコメディカル
知っておきたい!作業療法士の大変なこと|POSTART
作業療法士を辞めたい|ブラック企業を辞める・入らないサイト「ブラ脱」
作業療法士のやりがいを解説!|医療のお仕事辞典
作業療法士(OT)の年収まとめ|転職会議