応用情報技術者試験の概要は!受験方法やおすすめ問題集もご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

応用情報技術者検定の受験情報

応用情報技術者検定を受験するには、試験日程・申し込み方法などを知っておきたいもの。検定試験医に関する情報は、以下の通りです。 なお、受験情報は、2019年8月17日時点の内容に基づいて記載しています。

試験日程

毎年、4月・第3日曜(春期)と10月・第3日曜(秋期)の年2回実施されます。

申し込み方法

申し込み方法は、以下の表の通りです。願書の提出日などは、公式ホームページに記載されているので、正しい情報を確認しておきましょう。

区分 申し込み方法
個人 インターネット ・願書不要、所定のページに必要事項を入力し、申し込み
願書提出 ・願書を書店で入手し、期限までに願書を郵送、期限までに願書を郵送
・情報処理推進機構に直接取りに行き、期限までに願書を郵送
団体経由 インターネット ・願書不要、所定のページに必要事項を入力し、申し込み
願書提出 ・情報処理推進機構に宅配や郵送を申し込む、期限までに願書を郵送
・情報処理推進機構に直接取りに行く、期限までに願書を郵送

受験申込み|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 より筆者作成)

受験結果の確認方法

近年の検定試験は、合格証明書が届く前にインターネット上で結果を確認できます。応用情報技術者検定の受験結果も以下のページで閲覧可能です。

合格発表・成績照会|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
合格者受験番号一覧|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

解答の確認方法

応用情報技術者検定は、試験が終了すると成績を照会でき、得点(評価ランク)の分布も分かる仕組みとなっています。ただし、照会できる期間が決められているので、その点は頭に入れておきましょう。以下のページから閲覧できます。

合格発表・成績照会|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験

応用情報技術者検定に関連する資格

応用情報技術者検定を受験するに当たり、以下の3つの関連資格は、概要を知っておくといいでしょう。

ITパスポート試験

ITパスポート試験(iパス)は、応用情報技術者検定と同様、国家資格であり、かつ独立行政法人情報処理推進機構が管轄しています。2009年にスタートした資格です。

学習および試験内容は、AIやビッグデータなどの必要なIT知識や、マーケティングや経営戦略といった経営全般の知識などです。ほかにもプロジェクトマネジメントにも触れており、ITの知識を幅広く習得できます。2019年7月に実施された試験の合格率は、54.5%でした。

参考
制度の概要:ITパスポート試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
【ITパスポート試験】iパスとは
ITパスポート試験 試験結果|【ITパスポート試験】情報処理推進機構

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験(FE:Fundamental Information Technology Engineer Examination)は、ITエンジニアとして今後、キャリアを重ねる人向けの資格です。ITに関連した基本的な知識と技術の土台を、試験勉強を通して習得します。応用情報技術者検定を受験する前に基本情報技術者試験を取得しておくと、応用知識を活かし、技術が習得しやすくなります。

なお、受験対象年齢には制限がなく、小学生でも受験可能。2019年4月に実施した試験では、合格率が22.2%でした。

参考
制度の概要:基本情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験(略称:登録セキスペ)は、2017年にスタートした資格です。サイバーセキュリティの専門的な知識や技能を活かし、企業・組織において安全な情報システムの開発や設計などをサポートするための資格。ほかにもサイバーセキュリティ対策に向けた調査・評価・分析なども行っています。

情報化社会が進み、サイバーテロがいつ起こるか分からない現在に、応用情報技術者検定とセットで情報処理安全確保支援士試験も取得していると、重宝されることでしょう。

参考
情報処理安全確保支援士試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」とは|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

まとめ

応用情報技術者検定の試験は、IT系の国家資格の一つであり、合格率が約20%と難易度が高いのが特徴。春と秋の2回実施されます。応用情報技術者検定を取得しているとITの技術だけでなく、管理や経営などが幅広く任される見込みもあり、仕事内容も多岐にわたっています。

就業先は、企業のシステム部門だけでなく、警視庁や各自治体の警察署のサイバー犯罪関連など。情報化社会がさらなる進化を遂げているので、ニーズが高くなっています。これからITの仕事を極めたいという方は、さまざまなシーンで活躍できる応用情報技術者検定を検討してみてはいかがでしょうか。

参考
制度の概要:応用情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理技術者試験:試験のメリット|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
小学4年生が「基本情報技術者試験」に合格、国家試験で最年少記録を更新|日経×TECH
資格経歴等の評定(警察官) 採用情報|平成31年度警視庁採用サイト

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オダルミコ

都内在住のライター。子育て・教育・ライフスタイル・働き方を中心に心をこめて執筆をしています。ライティングを通して、知識が増え、視野が広がることに生きがいを感じています。プライベートではティーンエイジャーの娘と息子の母です。