スポーツ医学検定の受検対策におすすめの問題集
スポーツ医学検定は、テキストがあれば独学で取得できる資格です。この章では検定の受検に役に立つ、おすすめの問題集と参考書をピックアップしていきましょう。
スポーツ医学検定 公式テキスト 1級
スポーツ医学検定の1級合格を目的とした、公式テキストです。体の知識・体の各部位におけるスポーツのけがの知識・アスレチックリハビリテーション(略称:アスリハ)のトレーニングおよびテーピングなどの内容が掲載されています。練習問題も入っており、重要箇所は赤シートでチェック可能です。
スポーツ医学検定 公式テキスト 2級・3級対応
スポーツ医学検定の2級および3級の合格に特化した、公式テキストです。スポーツの知識だけでなく、けがの知識・リハビリやトレーニングの正しい知識も掲載されています。ほかにも栄養・女性・中高年などのスポーツ医学全般の知識も記されています。
基礎から学ぶ!スポーツ救急医学
前述の公式テキストとともに揃えておきたいテキストの1つです。さまざまな応急手当について記されており、AEDの正しい使い方や、CPR( CardioPulmonary Resuscitation:心肺蘇生法)のやり方も掲載されています。また、安全にスポーツができる環境づくりのノウハウも書かれています。
防ごう!治そう!スポーツのケガ
捻挫や突き指といったスポーツによくあるけがの正しい応急手当や、やってはいけないことなどが掲載。ほかにもけがを未然に防ぐ知識などの内容も含まれています。
ジュニアアスリートをサポートする スポーツ医科学ガイドブック
子供たちが安心してアスリート生活を送れるように記した書籍であり、スポーツ障害の予防だけでなく、再発させない方法や正しいリカバリーなどについても掲載。第二次性徴期の子供を対象にした内容となっているのが特徴で、体の発育や発達についても触れています。
まとめ
スポーツ医学検定は、2015年にスタートした民間資格です。検定の対象となるのは、スポーツのコーチや部活顧問、子供がスポーツをしている保護者と定めていますが、誰でも受検できます。級は、1級・2級・3級・ビギナー向けWeb検定の4つとなっており、1級が最もハイレベルで、かつ専門性が問われる級です。
また、スポーツ医学検定は合格しても医療行為は行えません。それでも、けがやトラブルに見舞われても正しい対処ができたり、けがの減少につなげたりするなどたくさんの知識を身につけることができる試験でもあります。自分がスポーツをしている、または家族や周りの人がスポーツを本格的にしているという方は、スポーツ医学検定を今後の資格取得の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
参考
スポーツ医学検定とは|スポーツ医学検定
第5回スポーツ医学検定実施概要|スポーツ医学検定
一般社団法人日本スポーツ医学検定機構について|スポーツ医学検定