スポーツ医学検定の概要をご紹介!受験方法・対策・難易度について - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

スポーツ医学検定は、身体全般のことや、スポーツをしている最中にけがをしたときの知識をメインとした検定試験です。知識を深めることで、スポーツのけがを未然に防ぐとともに、正しい体の動かし方やテーピング方法なども学べます。スポーツの指導をしている方や、子供がスポーツをしている保護者の方にとっては、検定の勉強をすることで役立つ情報を得られるメリットも。今回は、スポーツ医学検定の受検に関する情報をご紹介します。

スポーツ医学検定とは?

スポーツ医学検定とは、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構が管轄している民間資格です。スタートは2015年。身体に関することだけでなく、スポーツをしているときに生じたけがのケアやリカバリーなども学べます。

検定受検のメインターゲットは、スポーツ指導者やコーチ、運動部の顧問、スポーツをしている子供の保護者、アスリートなど。受検対象年齢は特に定めていないので、子供でも受検資格があります。

また、受検級の条件については、どの級からでも自由に受検でき、初回の受検から1級にチャレンジすることも可能です。どの級も同じ日に検定が実施されますが、試験時間が異なるため2級や3級の2つを同時に受検できます。

ただし、どの級を取得しても実際の医療行為は認められていないので、その点については注意が必要です。

参考
スポーツ医学の知識を「検定」で広める – 日本スポーツ医学検定機構代表理事の大関信武氏に聞く|医療維新 – m3.comの医療コラム

スポーツ医学検定の種類

スポーツ医学検定の種類は、1級から3級までの3つの級と、ビギナー向けのWeb検定の4つで構成されています。なお、1級が最も難易度が高いレベルとして位置づけられています。

スポーツ医学検定は難しい?レベル・難易度について

スポーツ医学検定のレベルや難易度が、気になる人もいるかもしれません。この章では、スポーツ医学検定の合格率と勉強時間の目安についてご紹介します。

スポーツ医学検定の合格率

スポーツ医学検定の合格率は、以下のとおりです。

  • 1級:30%
  • 2級:60%
  • 3級:90%

参考
スポーツ医学の知識を「検定」で広める – 日本スポーツ医学検定機構代表理事の大関信武氏に聞く|医療維新 – m3.comの医療コラム

スポーツ医学検定の合格に必要な勉強時間の目安

スポーツ医学検定の受検を検討する段階で知りたいのは、合格に必要な勉強時間の目安かもしれません。実際にスポーツ医学検定の2級合格を手に入れた人の中には、検定の前日にテキストを2回読破しただけで「合格」できたという声もあります。

ほかにも公式テキスト(※後述紹介)の赤文字や一問一答のポイントを押さえていれば、合格できたという事例も。勉強期間については、1ヶ月あれば十分という声もあります。受検者の置かれている立場もそれぞれ違います。日々の生活リズムを考えながら、勉強時間を考えていきましょう。

参考
スポーツ医学検定|日本の資格・検定
「スポーツのケガを減らし笑顔を増やす」スポーツ医学検定の想い|コーチング・ステーション