スポーツ医学検定を取得するメリット
スポーツ医学検定を取得するメリットは、主に次の3つが挙げられます。
けがやトラブルに遭遇しても正しい対処ができる
スポーツを続けていくと、けがや想定外のトラブルに遭遇することもあるかもしれません。そんなときにスポーツ医学検定で培った知識があれば、アクシデントがあっても正しい対処ができます。
選手のけがの減少と安全性の維持ができる
スポーツ医学検定では、けがをどのように減らせるかや安全なプレーの取り組み方なども学ぶので、部活動やチームで的確なアドバイスができ、何かと重宝されます。
アスリート自身の体の管理ができる
アスリートの中には、プレーに磨きをかけたい一心で必要以上に体を酷使する人もいます。スポーツ医学検定の内容を勉強していれば、適度な練習のテクニックや息抜きの仕方も把握できるので、体の管理もしやすくなります。
スポーツ医学検定の試験内容
前述のとおり、スポーツ医学検定は4つの難易度に分かれています。すべての級で共通しているのが、マークシートなどでの4者択一スタイルであることです。そして、1級から3級までの試験は、70分の試験時間で60問出題されます。
1級・マスター
1級は、体やスポーツのけがについて、2級と3級よりも専門的な知識が問われます。スポーツメディカルに関わっている方であれば、目標としたい級としても位置付けられています。検定会場は、東京と大阪の2ヶ所のみで実施です。
2級・アドバンス
2級は、体のことやスポーツのけがについて、3級よりも幅広い範囲から出題されます。スポーツ指導者や部活の顧問、そしてスポーツ系の学生におすすめの級です。
3級・ベーシック
3級は、体のことやスポーツのけがに関して、基本的な知識が出題されます。スポーツ医学を一から学ぶ人は、3級の勉強で知識を確かなものにすることをおすすめします。
Web検定・ビギナー
Web検定は、スポーツ医学検定の中で最も簡単なレベルとなっています。しかもネットでいつでも受検ができるのがポイントです。ネットでエントリー(手続き)してから、受検開始となります。試験時間は、30分。問題数は、20問です。8割以上の正解で合格です。