 
美術検定の試験内容
実際の美術検定はどのような内容なのでしょうか? 各級ごとの試験内容をご紹介します。
4級
| 試験の形式 | 四肢択一マークシート問題・47問 | 
| 試験の時間 | 45分 | 
| 出題範囲・レベル | 西洋美術・日本美術の名作を知る | 
| 合否基準 | 正解率約60~70% | 
| 受験資格 | 制限なし ※3級との併願受験可能 | 
| 受験料 | 税込3,900円(学生:3,510円) | 
(美術検定|CBTS,美術検定 難易度|資格の難易度 より筆者作成)
3級
| 試験の形式 | 四肢択一マークシート問題・95問 | 
| 試験の時間 | 60分 | 
| 出題範囲・レベル | 美術の基本的な知識を理解、西洋美術・日本美術の歴史的な流れを理解する | 
| 合否基準 | 正解率約60~70% | 
| 受験資格 | 制限なし ※2級・4級との併願受験可能 | 
| 受験料 | 税込6,000円(学生:5,400円) | 
(美術検定|CBTS,美術検定 難易度|資格の難易度 より筆者作成)
2級
| 試験の形式 | 四肢択一マークシート問題・95問+穴埋め問題 | 
| 試験の時間 | 90分 | 
| 出題範囲・レベル | 幅広い美術の知識および美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する | 
| 合否基準 | 正解率約60~70% | 
| 受験資格 | 制限なし ※3級との併願受験可能 | 
| 受験料 | 税込7,800円(学生:7,020円) | 
(美術検定|CBTS,美術検定 難易度|資格の難易度 より筆者作成)
1級
| 試験の形式 | 記述式問題 | 
| 試験の時間 | 90分 | 
| 出題範囲・レベル | 美術の知識を基に自分で解釈・思考し、明解に伝達できる | 
| 合否基準 | 正解率約60~70% ※穴埋め・記述式問題が一定の基準に達していることが条件 | 
| 受験資格 | 美術検定2級(もしくは旧アートナビゲーター2級)取得者のみ受験可能 | 
| 受験料 | 税込9,900円(学生:8,910円) | 
(美術検定|CBTS,美術検定 難易度|資格の難易度 より筆者作成)
美術検定の受験対策におすすめの勉強法
美術検定は比較的難易度の低い検定ではありますが、やはり2級以上になるときちんとした準備期間、勉強期間がなければ合格は難しいようです。受験に向けて、どのような勉強方法があるのでしょうか?
公式テキストを使う
美術検定には公式のテキストがあります。この公式テキストで、西洋美術・日本美術のどちらも勉強することができます。主にこのテキストに載っている範囲を押さえておけば、問題はないでしょう。
また各級ごとの過去問も販売されているので、特に2級や1級を受験する人は一緒に勉強しておくといいでしょう。
興味のある時代・好きな芸術家の知識を付ける
美術検定の出題範囲はとても広く、一つ一つの分野を深く勉強していくと膨大な時間を要します。そこでおすすめなのが、ご自身の好きな芸術家や興味のある時代の知識から入る勉強法です。
美術検定を受けようと考える方であれば、もともと美術がある程度好きであることが多いです。そのため自分の興味のある時代や芸術家から入れば、知識の付き方は非常に効率的になります。

 
     
    




