山本周五郎賞受賞作を読もう!子供でも一気に読める大衆文学7選

「ゲームばかりしていないで本でも読んだら?」子供にそんな言葉を投げかけていませんか? 子供に本を読ませる最も効果的な方法は、子供におもしろい本を紹介することです。どんな本を進めるか迷ったら、参考にしたいのが文学賞受賞作品です。数ある文学賞の中でも、山本周五郎賞はストーリー性の豊かな、おもしろい作品が多いので、大人も子供も夢中になって読めるでしょう。

子供にもおもしろい山本周五郎賞受賞作7選

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

「黒髪の乙女」と、その乙女に思いを寄せる「先輩」を描いた恋愛ファンタジー小説です。京都の町で「偶然の出逢い」を繰り返す2人を、コミカルな珍事件が待ち受けます。2人の視点をテンポ良く交互に描き、最後まで飽きさせない作品です。

宮部みゆき『火車』

多重債務を抱えて自己破産し、犯罪に手を染めていく女性を描いた物語です。「普通の人」を闇に引きずり込むカード社会の恐ろしさに迫ります。最後の最後まで気が抜けないストーリー展開の迫力は、数ある宮部みゆき作品の中でも随一と言えるでしょう。

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』

衆人が見ているところで首相が暗殺されたところから物語がスタート。その中で、元宅配便ドライバーで失業中の普通の男が犯人の濡れ衣を着せられます。男の逃亡劇を描いたスリル満点のエンターテイメント小説です。

浜崎マハ『楽園のカンヴァス』

表紙の絵は、巨匠ルソーの名画『夢』です。この名画に酷似した作品に秘められた真実を究明しようと、2人の男女が挑みます。興奮と感動の傑作アート・ミステリーです。

吉本ばなな『TUGUMI(つぐみ)』

大学生のまりあが、病弱でわがままな性格を持ついとこ・つぐみと、海辺の故郷で過ごした日々を描きます。二度と戻ることのない少女たちの輝かしい季節を描く、切なく透明な物語です。

米澤穂信『満願』

「ミステリが読みたい!」(早川書房)、「週刊文春ミステリーベスト10」(文藝春秋社)、「このミステリーがすごい!」(宝島社)において国内部門1位となり、史上初のミステリーランキング3冠に輝いた作品です。表題作に加え、『死人宿』、『柘榴』、『万灯』『夜警』『関守』の短編六篇を収録しています。

小野不由美『残穢(ざんえ)』

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

「この家は、どこかおかし。と、転居したばかりのマンションで起きる怪異現象を調べるうちに、恐怖の因縁が浮かび上がってくるストーリー。ドキュメンタリー風のホラー小説です。