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化粧品のパッケージに記載されている成分がどのような成分か、把握している方は少ないのではないでしょうか? 化粧水やシャンプー、日焼け止め、ベビー用化粧品など、身のまわりには多くの化粧品が溢れています。化粧品成分検定は、そんな化粧品に含まれる成分の情報を正しく読み取れるようになる検定です。今回の記事では、化粧品成分検定を取得するメリットやどんな業界で生かせるか、検定試験の詳細情報などをご紹介します。
もくじ
化粧品成分検定とは?
2015年から開催されている化粧品成分検定は、化粧品を選ぶ力をつける検定です。3級から1級まであり、会場での検定は毎年2回実施されています。
2001年4月の薬事法改正で医薬部外品を除くすべての化粧品の全成分表示が義務づけられましたが、一般消費者にとってはなかなか理解が難しい成分もあります。しかし、化粧品成分検定を受けることで、自分の特性に合わせた化粧品を選択するための正しい知識を身につけることができます。また、1級ともなれば第三者にアドバイスできる実力になるので、美容業界や化粧品業界でも役立つ知識です。
化粧品成分検定は難しい?レベル・難易度について
3つの級がある化粧品成分検定は、級によって合格率や難易度が異なります。ここでは、合格率と勉強時間の目安をご紹介します。受検の際の参考にしてください。
化粧品成分検定の合格率
2019年の6月時点で第9回まで行われた化粧品成分検定ですが、第7回の1級と2級の合格率が公表されています。
- 1級…71%
- 2級…64%
(3級は公表されていません)
正答率は、下記の通りです。
- 1級…80%で合格
- 2級…80%で合格
- 3級…90%で合格
1級の合格率が約7割であることからも、比較的易しい検定であることが分かります。それぞれの級のレベル分けは下記のとおりです。
3級(入門) | 日々の生活で役立つ成分知識を手に入れる。 |
2級(基礎) | 基本的な成分・パッケージ記載内容を理解でき、化粧品選びに役立てることができる。 |
1級(応用) | 全成分表示を読み解き、目的にあった化粧品を選ぶことができる。また、第三者にアドバイスができる。 |
(検定試験について|一般社団法人化粧品成分検定協会より筆者作成)
化粧品成分検定で合格に必要な勉強時間の目安
化粧品成分検定を、化粧品成分に関する知識が全くない状態で受験するには数ヶ月勉強をする必要があります。
3級はオンラインでいつでも、何回でも受けることができるますが、1級にもなると1ヶ月ほど勉強しても合格できなかったという方もいらっしゃいます。
1級を目指すのであれば、1日1、2時間ほど勉強できたとして、2ヶ月前から準備することをおすすめします。