初心者でもすぐに書ける!小論文の書き方のコツを分かりやすく徹底 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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受験に出題される小論文は、書き方のコツをつかむことが最も効率の良い対策です。小論文には、受験に用意されている国語や数学といった科目にはない、自由記述形式という難しさがあります。また、子供がなかなか対策を始める気にならないことも頭を悩ませるポイントです。この記事では、受験に出題される小論文に対応するためのコツを、分かりやすく解説します。まずは、自由記述、子供がなかなか対策を始められないといった難点を解消していきましょう。

受験に対応するための小論文のコツ

受験の小論文に対応するための、あるコツがあります。小論文は自由記述形式であり、たくさんの文章を書かなければならないというイメージがありますが、実は大学受験で得点する場合には、難しい内容の文章を書かなければならないというわけではありません。

小論文の問題を解くため、時事ネタやニュースなどの具体的な対策に取り掛かる前に、小論文のコツをしっかりと身につけていきましょう。

大学の過去の出題傾向を確認する

受験に対応するための小論文のコツの1つ目が、大学の過去の出題傾向を確認することです。年度によって違いがありますが、昨年度は次のような問題が小論文の設問として用意されていました。

  • 横浜市立大・国際総合学科:資本主義の引き起こした問題を論じた文を読んで内容説明を行い、主体性を発揮する方法など述べる。(700字)
  • 筑波大・人文学科:「ケア」は自己を他者や自然とつなぐ媒介であるという文を読んで要約し、筆者の見解に対して考えを述べる。(1200字)
  • 青山学院大・総合文化政策学科: それぞれの風土にふさわしい統治形態があるという文を要約し、それに対する反論や自分の考えなどを書く。(700字)
  • 慶應義塾大・法学部:現代社会のリスクにつき合う方法を模索することが大切だという文を読み、筆者の議論を踏まえて考えを書く。(1000字)

小論文は「あるテーマに関する文章を読み、その文章を要約する」さらに「賛同する意見を述べる」「反対の意見を述べる」という形式が一般的です。大学生になると求められる、複雑で分量の多い文章をまとめる能力を身につけつつ、志望する大学の傾向をつかむことが大切です。

時事ネタやニュースをなにを伝えたいかという視点で見る

受験のための小論文対策の2つ目のポイントが、時事ネタやニュースなどをなにを伝えたいかという視点で見ることです。

先ほど触れた通り、受験では、ある文章を読み要約すること、さらに賛同する意見か反対する意見をまとめた文章に仕上げる力が求められます。時事ネタやニュースには、与えられた情報をまとめるコツが凝縮されています。

過去問を解くのではなく構成を作る練習をする

志望校で出題される小論文の問題には、ある程度は傾向の一貫性がありますが、予想通りの問題が出題されるとは限りません。そのため、受験のための小論文対策を始めたばかりの段階では、構成を作る練習を繰り返すことが重要です。

小論文の問題にはさまざまなレパートリーがありますが、構成は決まっているため、その型を身につけてしまうことが有効なのです。