ゴールデンスランバー
2008年に本屋大賞を受賞した『ゴールデンスランバー』。2009年には「このミステリーがすごい!」のランキングで1位になるなど、注目を集めた作品です。
また、2010年には映画化され、映画を見たことがある人もいるのではないでしょうか。逃亡劇を題材にした本作品は、ドキドキとハラハラが止まらず、見入ってしまうこと間違いなしの作品です。
あらすじをご紹介します。
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
(出典︰ゴールデンスランバー|新潮社)
一瞬の風になれ
2007年に本屋大賞を受賞した『一瞬の風になれ』は、全3部作の作品です。高校生の陸上というスポーツを題材にしたこの作品は、特に中学生や高校生にとっては感情移入しやすく、読みやすい作品になっています。
あらすじはこちら。
春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート!
(出典︰一瞬の風になれ|講談社BOOK倶楽部)
夜のピクニック
2005年に本屋大賞を受賞した本作品は、2006年に映画化されています。「歩行祭」という非日常から見えてくる光と影。青春をテーマにしているため、学生は特に共感しやすく読みやすい作品になっています。
あらすじをご紹介します。
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
(出典︰夜のピクニック|新潮社)