子供に読ませたい歴代本屋大賞受賞作品おすすめ5選

昨今、スマートフォンなどの普及が進み、本が売れない時代と言われていますが、子供のころから本を読むことはさまざまなメリットを生みます。しかし、文字だけの本を読むということに抵抗がある方も少なくないはずです。

そこで今回、歴代の本屋大賞の中でも、特におもしろく、読みやすい作品を5作品ピックアップしてみました。

本屋大賞とは?

本屋大賞とは、全国の書店の店員が客に読んでもらいたいと思う作品を投票し決定します。顧客である読者をよく知る書店員が選ぶことで、本当におもしろいと思える作品に出会うことができます。

選考方法としてまずは、一次投票として、各書店員(パートやアルバイト含む)が1人3作品を選び、上位10作品をノミネート本として発表します。二次投票は、ノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想を書き、ベスト3を選び投票します。

そして、二次投票の集計結果で、本屋大賞が決定します。

参考
本屋大賞とは|本屋大賞

飽きずに読める本屋大賞歴代作品

2004年から始まった本屋大賞は今年で16回目を迎えました。今までさまざまな作品がノミネートされ、16作品が大賞を受賞しています。受賞作品から、文字を読むということに抵抗がある人でもつい見入ってしまうような作品をご紹介します。

蜜蜂と遠雷

2017年本屋大賞を受賞した『蜂蜜と遠雷』ですが、映画化も決定している話題作です。直木賞と本屋大賞のW受賞をした『蜂蜜と遠雷』ですが、世代を問わずに見入ってしまうほど面白い作品で、ピアノコンクールを舞台にわくわくが止まらない一冊です。

あらすじはこちら。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。

養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。

第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

(出典︰蜂蜜と遠雷|幻冬舎

謎解きはディナーのあとで

2011年に本屋大賞を受賞した作品で、ドラマや映画でも人気があった作品です。本格的なミステリー要素を含みつつ、現場を見なくても概要を聞いただけで事件を推理し、解決に導いていく設定は、本を読む機会が少ない子供であってもおもしろく読めるのではないでしょうか。

あらすじはこちらです。

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。

『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。

大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は”執事兼運転手”の影山。

「お嬢様の目は節穴でございますか?」

暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく――

(出典︰謎解きはディナーのあとで|小学館