実際のスケジュール
授業の内容
私が参加したプログラムは、日本の大学の長期休みのタイミングだったため、参加者全体の7割ほどが日本人でした。初めにクラス分けやレベルの調整があり、私のクラスは6人になりました。うち5人が日本人(大学はバラバラ)で、1人がイギリス人。平日の9:00‐12:10はこのメンバーで中国語による中国語の授業を受けました。普段大学で受けていた授業との違いは、「自分の意見を言う」というところです。大学の授業では、問題の答えを聞かれることがほとんどでしたが、台湾での授業では「このテーマに対して、あなたはどう思う?」という形式で授業が進んでいきました。慣れるまでは大変でしたが、おかげで問題を解くためだけではない、実用的な力がついたと思います。
課外プログラムの内容
午前中の中国語の授業以外に、選択して参加できる課外プログラムがありました。例えば、みんなで博物館を観に行ったり、バスで台中まで足をのばしたり。この写真は、台中の高美湿地に行った時に撮ったもので、真ん中を歩いているのは現地の方です。台中は台北に比べて観光客がかなり少なく、現地の方の暮らしを垣間見ることができました。
こういったプログラムの際は、台湾の学生がチューターとしてついてくれるため、ガイドブックには載っていないお店に連れて行ってくれるなど、旅行とは違う経験をさせてもらいました。
自由時間の過ごし方
上記のような課外プログラムがない日はとにかく自由です。体調が悪ければ部屋にこもっていることもできるし、空いている友達を誘って一日中台湾を歩き回ることもできます。私の場合は、1ヶ月しかないから毎日限界まで語学を鍛えたい!と思い、すきあらば台湾のチューターさんたちにくっついて出かけていました。一番仲良くしてくれた大学院生は日本語が全く分からなかったため、私の片言の中国語とボディランゲージを無理やりくみ取ってもらい、いろいろな会話をしてくれました。今思えばかなり図々しかったと思いますが、高校時代の友達の集まりにもなぜか参加させてくれました(ほとんど聞き取れませんでした)。