大学院の推薦入試で合格するには?
大学院の推薦入試で合格するには、どのようなポイントがあるのでしょうか?
推薦入試では小論文・口頭試問が重要に
筆記試験が免除になることの多い推薦試験では、小論文や面接での口頭試問が非常に重要なポイントになります。
筆記試験だけではわからない受験者のレベルを見られるからです。大学院に進学してどのような研究をしたいのか、研究テーマに関する説明などは必須項目になるので、事前にまとめておくことをおすすめします。
自分への質問を思い浮かべ掘り下げる
質問に対する答えだけではなく、「なぜ自分はそのように考えるのか」という点について掘り下げることも大切です。
例えば「この大学院へ進学したいとなぜ思っているのか」というテーマに関して考えるのであれば
- この大学院へ進学をしたいと考える理由は何なのか
- その理由を満たす条件の大学院はここだけなのか
- 自分にとって本当にメリットのある内容であるのか
など、1つのテーマに関する「自分」の深掘りをしていくことで、より具体的で明確な回答ができるようになります。
専攻科目の勉強をする
専攻科目の勉強も欠かせないポイントの1つです。過去問を解き、70%以上の理解ができるようにすることがベスト。文章で説明・解説のできるレベルまで到達できるようにしましょう。過去問は研究室を見学したときにコピーをもらったり、大学のHPからダウンロードしたりすることができます。
内部進学の場合には、入試の傾向をつかみやすいというメリットがあります。過去問に沿った一番の参考書はその大学のテキストだからです。過去問を解きながら参考書や専門書で周辺知識を理解し、暗記するようにしましょう。
まとめ
大学院の推薦入試は学部の入試とは異なる点が多くあります。また推薦と名がつく以上は決定後に辞退することはできません。
推薦入試を考えている人は、まず学部で上位の成績を修めることを目指しましょう。それと同時に進学したいと考えている研究室をよく知ることも重要なポイントです。
一朝一夕で結果の出るものではありません。計画的に準備を進め、推薦が受けられるような状況に持っていくことが大切なのです。
参考
大学入試の推薦・AO小論文&面接を一発合格する4ターンの“セルフトーク”落とされない小論文 | ダイヤモンド・オンライン
大学院の現状を示す 基本的なデータ | 文部科学省
他大学から東北大の大学院に進んだ理由 U22|NIKKEI STYLE
大学院の入試制度 – 大学院進学ガイド | 大学院へ行こう! 大学院進学情報サイト
大学院Q&A – 他大学大学院の推薦入試について|大学院へ行こう!
大学院の推薦をとるんじゃなかった|はてな匿名ダイアリー
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