内部進学で役に立つ!大学院に推薦で入る方法と落ちないコツを解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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多くの大学4年生は、就職か大学院進学かという選択をしなければいけません。特に理系の学生はさらに興味のある分野への研究を行いたいというケースも少なくありません。

一般的に大学院の入試には一般入試・社会人入試・AO入試・大卒者以外の大学院受験などがありますが、内部進学希望者にとっては有利な推薦入試という方法もあります。

この記事では内部進学を検討している人が、どのような基準で推薦を受けられるのかなどの詳しい情報と、大学院の推薦試験で役立つコツをご紹介します。内部進学を検討している方はぜひ参考にしてください。

通常の学部入試との違いは?

大学院の入試と通常の学部の入学試験には何か違いがあるのでしょうか?

試験は専門科目・英語・面接

多くの科目を受験する学部の入学試験とは異なり、大学院の入試科目は希望する大学院の専門内容の「専門科目」・「英語」・「面接」がメインとなります。

大学院はそもそも研究者を養成する機関ですので、世界で発表された論文などを読み解く力や自らの研究を発表するだけの英語力は必須です。

そのため、通常の学部試験よりも英語に置かれるウエイトは大きくなるといえます。

研究計画書が重要に

大学院の入試科目で重要なものといえば、面接で使用する「研究計画書」です。

研究計画書とは志望理由を明確にしたもの。就職活動の面接で聞かれることの多い「志望動機」に近いものがあります。この研究計画書を題材として面接が行われます。十分に研究したいテーマをまとめあげ、完成度の高い研究計画書を作成することがポイントです。

大学院の推薦の概要

大学院の推薦入学の基準や特徴について確認しましょう。

基本的に内部進学の学部生が受けることができる

一般的に大学院の推薦入学は内部進学者に対して行われます。推薦の基準は「一定の成績を修めているもの」とされているケースが多く、成績が未達の場合は内部進学者であっても推薦対象とはならないことがあります。

一部試験が免除になる

大学院の推薦入試のメリットとして挙げられるのが、一部の試験の免除です。

  1. 筆記試験の免除
  2. 筆記試験と面接の免除

の2つのパターンがあります。1の筆記試験が免除というケースが多くの大学院では見られています。

成績上位者が推薦を利用できる

多くの大学院の推薦基準は、やはり「一定の成績を修めているもの」とされています。これは成績上位者であることを指しており、学部・学科・コースなど基準は異なりますが、おおよそ5%~20%の成績上位者が対象になるといわれています。

参考
院試の推薦は落ちるのか?基準GPAや成績推薦書の必要性を解説!|理系days