MITマサチューセッツ工科大学の偏差値は?難易度や学費、留学について

世界有数の名門大学として知られているマサチューセッツ工科大学(通称MIT)。日本の大学と比べると偏差値はどのくらいなのでしょうか? 当記事では、マサチューセッツ工科大学とはどのような大学なのか、入学の難易度や学費、日本の大学との違いなどに焦点を当ててご紹介します。

マサチューセッツ工科大学の偏差値は?

まずは、マサチューセッツ工科大学の偏差値・難易度について見ていきましょう。

アメリカの大学に偏差値はない

日本では偏差値で表される数字がそのまま大学の入学難易度やレベルを示すものと認識されています。例えば、偏差値70と聞けばすぐに難関大学を思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、アメリカの大学に偏差値のような指標が用いられることはほとんどありません。ペーパーテストで一律に受験者の学力を測るのではなく、学業成績や課外活動、エッセイ、面接などの要素から総合的に合否を判断するのが一般的なためです。

世界大学ランキングでトップの評価

海外の大学のレベルを把握する際に参考になるのが、各機関が毎年発表している「世界大学ランキング」です。これらは大学のレベルを比較する上で、偏差値に代わる指標にもなるでしょう。

ここでは、国際的に有名な「QS世界大学ランキング」と「THE世界大学ランキング」の2つをご紹介します。

2019年に発表された「QS世界大学ランキング」のトップ10は下記のとおりです。

1.マサチューセッツ工科大学
2.スタンフォード大学
3.ハーバード大学
4.カリフォルニア工科大学
5.オックスフォード大学
6.ケンブリッジ大学
7.チューリッヒ工科大学
8.インペリアル・カレッジ・ロンドン
9.シカゴ大学
10.ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン

(出典:QS Worl University Rankings 2019|TOP UNIVERSITIES

マサチューセッツ工科大学は堂々の1位に選出されています(7年連続)。

日本の大学でトップ100入りしたのは、東京大学(23位)、京都大学(35位)、東京工業大学(58位)、大阪大学(67位)、東北大学(77位)の6校です。アジア最上位はシンガポール国立大学の11位となっています。

続いて、「THE世界大学ランキング2019」を見てみましょう。

1.オックスフォード大学
2.ケンブリッジ大学
3.スタンフォード大学
4.マサチューセッツ工科大学
5.カリフォルニア工科大学
6.ハーバード大学
7.プリンストン大学
8.イェール大学
9.インペリアル・カレッジ・ロンドン
10.シカゴ大学

(出典:World University Rankings 2019|Times Higher Education

マサチューセッツ工科大学は全体の4位、アメリカの大学ではスタンフォードに次ぐ2位となっています。

日本の大学からは東京大学(42位)、京都大学(65位)の2校がトップ100入り。アジア最上位は中国の清華大学の22位です。

以上2つのランキングを紹介しましたが、マサチューセッツ工科大学はそれぞれ1位、4位と世界最高クラスの評価を受けています。

合格率や難易度

世界屈指の評価を受けているMITですが、入学する難易度はどの程度なのでしょうか。

マサチューセッツ工科大学の募集要項に当たるAdmissions statisticsによると、2018年の志願者21,706人のうち合格者は1,464人、合格率は約6.7%となります。

留学生に限定した数字も見てみましょう。米国市民権または永住権を持たない志願者の数は4,714人。そのうち合格者は115人で合格率は約2.4%です。倍率にすると約40倍という狭き門となっています。

これらの数字から、マサチューセッツ工科大学は入学する上でも最難関の大学であることが分かります。

日本の大学と比較すると?

先述の2つの世界大学ランキングで、マサチューセッツ工科大学は日本のトップである東京大学や京都大学の順位を大きく上回っています。

選抜方法が異なるので難易度を単純に比較することはできませんが、少なくとも大学の総合的な評価に関しては、マサチューセッツ工科大学の方が日本のあらゆる大学よりも格上と言えるでしょう。

また、日本で教育を受けた高校生にとっては、高度な英語力を求められることも入学のハードルを高くしています。

これらの要素を加味した上で、マサチューセッツ工科大学を日本の大学受験で用いられる偏差値に当てはめるとすれば、偏差値表のトップに記されている大学のさらに上に「マサチューセッツ工科大学」と書き込まれるのが妥当と言えるでしょう。