英検3級の合格率は?難易度や合格に必要な英語レベルについて解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

受験するメリット

英検3級を受験するメリットとして、中学生にとっては、日頃の学習の成果や英語がどのくらい身についているかを確認することができます。また、学校のテストと傾向や出題形式が異なる英検を経験することは、高校入試への準備にもなります。

高校生や社会人にとっては、英語の基礎を確認することができます。英語が苦手な人は、基礎でつまずいている人も多いので、英検3級で基礎を固めるといいでしょう。

また、英検の受験には、他にもメリットがあります。

成績優秀者表彰制度

日本英語協会では、年に1度、英検を優秀な成績で合格した人や英語教育の向上に積極的に取り組んだ団体に対し、表彰を行っています。

コミュニケーション能力の向上

英検は、実践で有効なスピーキングを含む4つの技能を測定します。英検の問題は、日常会話から教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面が想定されています。英検を通して学習を重ねることで、日常会話からビジネスシーンでも対応できるコミュニケーション力を高めていきます。

入試試験や単位認定での優遇

英検3級の場合は、大学110校、高校・高専171校、中学35校で入試試験や単位認定で優遇されています。

英検で海外留学

英検は、世界各国の教育機関で海外留学時の語学力証明資格に認定されています。2019年2月現在、約400大学・カレッジ、オーストラリアの5州の州立高校全校が、英検で語学力を証明するのに使えます。

段階的な英語力の向上

英検は、5級から1級まで7つの級があります。英語の学習レベルに応じて、英検にチャレンジすることで、自分の英語力が把握でき、1つ上の級を目指して学習することで、さらに英語力を高めていくことができます。

また、英検は、1次試験の問題が公開されているので、自分の受けた級の問題の答え合わせをし、間違った問題を復習することができます。成績表では分野別に弱点が把握でき、学習アドバイスも充実しているので、英語の能力を測るだけでなく、英語力を伸ばす最良の教材となるのです。

高校、大学の入試に役立つ

英検の出題形式には、高校や大学の入試試験と共通点が多いものです。英検の学習をすることで高校・大学の入試やセンター試験に対応する英語力を養うことができます。

英検3級に合格した場合は何をする?

英検の合格発表は、合否通知と英検のホームページで知ることができます。では、英検に合格した場合、何をすればいいのでしょうか。合格発表後の送付物などをご紹介します。

合格証書をもらう

英検に合格すると、合格証書が発行されます。直近の合格証書発行日は下記の通りです。

(参照元:試験結果・各種証明|英検

合格証明書が発行をもらう

合格証明書とは、英検の合格時に合格証書と一緒に送付される正式な証明書です。英文・和文各1通が無料で送付され、有料で再発行することができます。就職や入試の際に必要な場合があるので、大切に保管しましょう。

英検CSEスコア証明書がもらえる

合格・不合格問わず、英検受験時のCSEスコアを証明する正式な証明書である、英検CSEスコア証明書がもらえます。発行手数料は1通1,100円(税・送料込み)です。入試などの際に役立つので、受験の際に確認してください。