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小論文で接続詞を効果的に使うと、文章にリズム感が出て前後の関係がはっきりし、理解しやすくなります。逆に、接続詞の使い方が適切でないと、前後の文章のつながりが悪くなり、分かりにくい文章となります。小論文の流れを決めるポイントとなる接続詞は、どのように使えばいいのでしょうか。
もくじ
接続詞とは?接続助詞や副詞との違い
接続詞とは、文や文節をつなぐ自立語です。活用はなく、文の最初か、文節と文節の間に置かれます。
同じ働きをする接続助詞とは、形が異なります。接続助詞はそれだけでは文節をなさないのに対し、接続詞は単独で文節をなします。
- 参考書を読んだ。けれども、まだわからない。(接続詞)
- 参考書を読んだけれども、まだわからない。(接続助詞)
(引用元:Japanese 接続詞|働きアリ)
一方、形は同じでも働きが異なるものに副詞があります。副詞も接続詞と同様に活用のない自立語ですが、副詞は後に続く言葉を修飾する働きをします。
- 風が強まり、また、雨も激しくなってきた。(接続詞)
- また、雨が強くなってきた。(副詞)
(引用元:Japanese 接続詞|働きアリ)