大学受験応用レベルの英語の勉強におすすめの問題集・参考書3選
最後は、難関私立大学や国公立大学を狙う高校生向けのおすすめ英文法参考書です。
全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)
先述の『Next stage』レベルの問題ができるようになったら、その応用としておすすめの参考書です。最難関私立大学と言われる早稲田大学や慶応義塾大学を志望する人にもおすすめです。
問題編と解答・解説編の2冊の構成になっています。問題は実際に大学入試で出題された問題で、問題数も豊富で解説も充実しています。
全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ (標準編)
ある程度網羅的に文法を理解できるようになったら、実際に問題をランダムに解いてみることが重要です。そこで役に立つのが、レベル別に様々な文法問題を解くことが出来るこちらの参考書です。解説も全ての問題についてあり、間違えたときにどの文法分野を間違えやすく、苦手な部分なのかが明確になります。
「難関大学編」もあり、文法に対する自信を完璧に付けたい方は、両方ともやるのがおすすめです。
スクランブル英文法・語法 4th Edition(旺文社)
基礎レベルから難関大学レベルまでの文法だけでなく、語法・イディオム・会話表現・発音などが網羅されている参考書です。
ページのレイアウトは、左ページが問題、右ページに解説が載っており、見開きで完結する工夫がされています。また、パワーアップというコラムページがあり、そこで使い方が分かりにくい文法が表で整理されたりするなど息抜きがてら理解を深めることができるようになっています。
頻出度と難易度が分かるマークも設定されているので、自分のレベルに合わせて学習を進めることができます。
英文法の問題集を選ぶコツ
英文法の問題集を選ぶにはコツがあります。ここでは2つのコツをご紹介します。
自分に合ったレベルの問題集を選ぼう
まず最初に押さえておきたいのは、自分のレベルに合った問題集を見極めるということです。自分が英文法の何を勉強したくて問題集を買うのか、というところを確認しましょう。
- 欠点を克服するため
- さらにレベルアップを図るため
1と2では問題集の内容は全く違います。自分のレベルで理解できる内容のものを選ぶことが大きなポイントの1つです。まずは自分の学力に合致したものを選ぶことが重要になってきます。
英語だけではありませんが、問題集はレベルによって掲載されている問題が異なります。英文法の場合は問題に使用されている単語のレベルが違うため、あまりにも難しい内容に挑戦してしまう・簡単なレベルの問題を解くとなると、効果的な学習とはいえなくなってしまうのです。
また解説の丁寧さも見極めなければいけないポイントの1つ。苦手意識がある人や基礎の問題に挑戦する人はできるだけ解説の丁寧な問題集を選びましょう。
本のタイトルに騙されてはいけない
書店の問題集のコーナーへ行くと、色遣いがカラフルでとても目立つものや斬新なタイトルで目を引く問題集があります。ただし、内容に関してはきちんと確認しないといけません。
特に『〇日間で~』『これだけで~』などというものは、自分のレベルに合っていないことも多く、買ったのに役に立たなかったということになりかねません。有名な問題集などは宣伝も派手で、ついつい手に取ってしまいがちですがタイトルに惑わされず、自分のレベルに合った問題集を購入するようにしましょう。
まとめ
高校の英語は大学受験で必要になる教科です。また、グローバル化する世の中で英語力があることは、今後ますますアドバンテージになっていくでしょう。その英語の中でも土台になる英文法を、高校生のうちに自分のものにできるかどうかは大切です。
ぜひ子供のレベルに合った参考書を選んで、英語力を高めるサポートをしてあげてください。
参考
外国語教育に関するもの|文部科学省
【大学受験】英語文法の勉強におすすめの文法書と問題集まとめ|スタディプラス
【英語】おすすめの英語参考書リスト、偏差値80超え経験者が厳選!|センセイプレイス
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