大学受験基礎レベルの英語の勉強におすすめの問題集・参考書5選
次は、大学受験の基礎を固めたい人向けのおすすめ参考書です。「センター試験で8割を狙いたい!」など、中堅私立大学以上を狙っている場合はぜひ参考にしてみてください。
いいずな書店『英文法・語法Vintage』
ある程度英文法の基礎が身に付いている人・更にレベルアップをしたいという人におすすめの問題集です。この問題集にはCDが付いているので、重要な部分に関しては音声を確認しながら勉強することができます。問題数の多さ・解説の丁寧さもこの問題集の特徴。1ページに集約されているので、復習もしやすい構成になっています。
総合英語Evergreen(いいずな書店)
著者は400万部以上売れた大学受験英語参考書のベストセラー商品『総合英語Forest』(桐原書店)を手掛けた墺タカユキです。
構成は、Part1からPart3で「基本」「理解」「深く知る」に分けられており、大学受験の英文法基礎をしっかりと固めてくれます。また、各章の最後に「確認する」ページがついており、その章で学習した内容を整理・確認することができます。
特徴は、その網羅性の高さです。『総合英語Evergreen』に載っていない英文法はほとんどないと言われるほど英文法が網羅されています。また、日本語と英語で索引がついているので、英文法の辞書として利用する場合も使いやすいです。
Next Stage(桐原書店)
文法・語法・語彙・会話表現・熟語など、英文法を総合的に学ぶことができる参考書です。情報量が多く、難関大学の合格ラインに到達するレベルまで網羅されています。
Next stageの最大の特徴は、問題のすぐ横に解答と解説が載っている点です。分からないところをすぐに確認することができるので、効率良く勉強を進めることができます。
問題数も多いので、練習を重ねて英文法をマスターするには最適です。ただ、問題数が多い分解説は少なめなので、先ほど紹介した『総合英語Evergreen』と併用すれば理解を深めることができるのでおすすめです。
一億人の英文法――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(ナガセ)
東洋学園大学教授の大西泰斗が執筆した話せる英語のための英文法参考書です。英文法を暗記するのではなく、英文法の大きな枠組みや、どうしてそうなるのかを理解するのに最適な1冊です。
例えば、第1章の主語・動詞・基本文型では、「英語と日本語の主語の捉え方の違い」が解説されています。ほかの章でも、「楽器になぜ”the”がつくのか」というような、英文法を理解するための問いがちりばめられています。
『英語長文レベル別問題集4 中級編』(ナガセ)
単語や文法問題の基礎固めが終わり、長文読解に集中したい人におすすめの問題集。『英語長文レベル別問題集』は全部で6つのレベルが用意されていますが、この問題集はレベル4の中級編・センター試験と同レベルです。必要最小限の重要な項目がまとめられているので、この1冊で英文の読み方や解答方法のテクニックなどを学ぶことができます。問題量をこなすだけではなく、1つ1つ丁寧な解説がされているのもポイントになっています。
2020年度以降に導入される大学共通テストの英語にも対応できる実践的な英語力を身につけることができる1冊です。