冊子が薄い参考書
最後に、冊子が薄い参考書を紹介します。
これらの参考書は1年を通して使い続けるというよりは、センター試験直前や入門書として使用するなど、かなり限定的な使い方をすることになります。
そのため、基本的にはこれまでに紹介した参考書を利用していただき、どうしても受験まで時間がない場合などは、これから紹介する参考書を検討してみてください。
『直前30日で9割とれる執行康弘のセンター政治・経済』
どうしても、ほかの教科の勉強に時間を割かなければいけず、政治・経済まで手が回らない、急遽、政治・経済の勉強をしなくてはいけなくなった、といった状況ではこの参考書の出番です。
また、時間をかけて勉強してきた受験生が、試験直前の最後のまとめとして使うこともできます。
『中川雅博・栂明宏の倫理、政治・経済教室』
最後に紹介するこの参考書は、倫理、政治・経済の入門書として使うことができる参考書です。倫理、政治・経済と2科目分の参考書であると同時にとても薄いため、本当に最低限の内容しか書かれていません。
この1冊で受験対策が十分にできるとは言えませんが、内容は会話形式で読みやすくなっているため、政治・経済が苦手な受験生や、独学で政治・経済の勉強を始める受験生が一番最初に読む参考書として使うことができるでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。1冊で細部まで分かる参考書がある一方で、広く学ぶための参考書があることがお分りいただけたと思います。
参考書を探す際は、ぜひ当記事を参考にして探してみてください。
参考
政治・経済|文部科学省
センター試験用政経参考書のおすすめ人気ランキング7選【2018年最新版】|mybest
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