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高校で学ぶ政治・経済の科目は、政治や、経済、国際関係について客観的に理解するとともに、その課題についても考察していくという重要な科目です。
ですが、範囲が多岐にわたる政治・経済の勉強に最適な参考書を選ぶのは難しいかもしれません。
今回は、特徴別に政治・経済の参考書11冊を紹介します。
解説が丁寧な参考書
まずは、解説が丁寧な参考書を紹介します。特徴としては、解説が丁寧で、情報量がかなり多い参考書です。
政治・経済があまり得意ではないお子様や、政治・経済を楽しく勉強したいお子様におすすめの参考書です。
『政治・経済の点数が面白いほどとれる本』
そのため、政治・経済の勉強が苦手な子供でも読みやすく、比較的楽しんで勉強ができる1冊となっています。
また、解説の後にはチェック問題として、センター試験の過去問が解説つきで掲載されているため、腕試しをすることができます。
『倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本』
先ほど紹介した、『政治・経済の点数が面白いほどとれる本』の倫理、政治・経済版です。
政治・経済を勉強する受験生は倫理も一緒に勉強することが多いため、1冊でまとめて2教科が勉強できる、こちらの参考書を使うのもいいでしょう。
ただし、2教科を1冊にまとめている分、政治・経済の内容に限っていえば、『政治・経済の点数が面白いほどとれる本』と比べると内容が薄くなっています。
倫理の勉強は問題がなく、政治・経済に絞って勉強がしたい場合は上記参考書を、倫理と政治・経済どちらも勉強したい場合は、この参考書を用いるのが良いでしょう。
『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』
この参考書は解説のみで、問題演習は同著者が書いている『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集(栄光)』で行う、といった形をとっています。
問題も同時に解きたい場合はセットで購入することもできますし、参考書としてこの1冊を購入するだけでも、政治・経済の基礎知識は十分カバーすることができます。
『蔭山のセンター政治・経済パワーアップ版』
『政治・経済の点数が面白いほどとれる本』と同じ著者が書いた、よりセンター試験対策に力を入れている参考書です。この参考書の特徴は教科書のような構成で、なおかつ会話形式で解説が進んでいく点です。また、1問1答や正誤問題といった簡単な問題も収録されているため、センター試験に向けて十分な仕上がりが期待できる1冊となっています。
予備校などが出しているポイントをまとめたタイプの参考書よりも、教科書形式のほうが慣れ親しんでいる、といった方におすすめです。
『理解しやすい政治・経済』
『蔭山のセンター政治・経済パワーアップ版(学研プラス)』と異なる点は、会話形式ではないためより教科書に近い参考書になっていることと、カラー印刷されているため見やすいきれいな参考書になっている点です。
会話形式よりも説明形式が好きな方や、教科書みたいなきれいな参考書が好き、といった方におすすめです。
『みんなのセンター教科書政治・経済』
また、基本的に『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義(栄光)』のように講義形式で解説が進んでいくものの、ポイントごとに会話が入るため楽しく勉強することができます。
章の終わりには問題と解説もついているため、その単元で勉強したことが身についているかのチェックもできます。