人気の政治・経済参考書11冊を特徴ごとにまとめて紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

要点をシンプルにまとめている参考書

次に要点がシンプルにまとめられた、政治・経済の参考書を紹介します。

これまでの解説がわかりやすい参考書に比べると、細かいところまで解説がされているわけではありませんが、覚えるべき要点のみが書かれているため、知識を整理するためにはうってつけの参考書になります。

また、これまでの解説がわかりやすい参考書と違い、確認問題が多めに収録されているのも、これらの参考書の特徴です。

比較的政治・経済に苦手意識を持っていないお子様や、ある程度の知識がついているお子様、または情報量が少ないほうが覚えやすいというお子様におすすめです。

『センター試験政治・経済集中講義』

シンプルな参考書の中で、特にセンター試験対策向けの参考書になります。解説はもちろんのこと、単元ごとにセンター試験形式の問題が収録されているため、より実践的な参考書です。

解説には赤シートがついていたり、解答が別冊で用意されていたり、難易度表記や頻出度表記があったりと、シンプルな参考書らしく必要なところだけ覚えられるような工夫がされています。

『私大攻略の政治・経済ー要点整理と問題演習』

こちらの参考書はセンター試験向けというよりは、タイトルにもあるように私大向けの参考書になっています。

そのため、付属の問題もセンター形式ではなく、用語をしっかり書かせるような問題が収録されています。より確実に知識が定着しているかを確認することができます。

また、この参考書では3段階のレベルわけがされているため、自分の実力にあった問題を解いていくことができます。センター試験を受けずに、私立大学を目指す方には特におすすめです。

『政治・経済標準問題精講』

今回紹介する参考書の中で、一番レベルが高い参考書です。基本的には問題集なのですが、問題の解説がとても丁寧なため、今回は参考書として紹介しています。

一部の難関私立大学を志す受験生や、センター試験用の問題では物足りないといった受験生にはおすすめですが、政治・経済の基礎がまだしっかりできていない受験生は、ほかに紹介している参考書の利用をおすすめします。