小論文の要約がスラスラ書ける!簡単に要約できる4ステップをご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

小論文の練習方法

ここまで、小論文の要約が簡単にできる4ステップをご紹介してきました。最後に実際に4ステップを使って小論文の要約の練習をしてみましょう。

【用意するもの】

  • 方眼用紙や方眼ノートなどマス目のある用紙
  • 新聞のコラム欄

マス目がある用紙を使うと文字数が分かりやすく、数えるのが簡単です。新聞のコラム欄は実際の入試問題にも採用されることが多いので、より実践に近い練習ができます。2018年度は朝日新聞の出題数が一番多かったようです。

もし新聞を定期購読していない場合はコンビニなどでも購入できますので、練習する際は購入を検討してみてください。可能であれば学校や塾の国語教師に添削をお願いしてもいいでしょう。もしかしたらアドバイスを頂けるかもしれませんし、よりテストに近いものになります。

最近では解説付きの小論文の問題集も販売されていますので、1人でやる場合はそちらを利用するのもいいでしょう。環境に合わせた練習方法を実践しましょう。

また、テストで小論文の要約をするときは時間制限があります。最後に時間切れとなってしまってはもったいないので、スピードを少しでも上げるためにも、最低でも2週間は練習することをおすすめします。指定文字数が200字程度でしたら10分以内にまとめられると良いです。

おわりに

小論文の要約についてまとめました。要約で重要なのは筆者の意見や主張を抜き出すことですが、そのためには文章全体の構成を理解する必要があります。文章を飛ばさず、積み上がり方を意識して全体を読むようにしましょう。また、必要な部分を抜き出した後は文字数と文脈に気を付けて自分の言葉でまとめます。

すぐにできるようになるものではないので、新聞や問題集を使って練習を重ねてから挑みましょう。

参考
2018年度 大学入試出題数No1|朝日新聞
初心者必見!小論文の書き方を例文で解説!頻出テーマ一覧付き|Studyplus
大学受験・小論文「要約型論文の書き方」整理の仕方が大事!|GAKUMO
STEP6.「要約」の要領|専門学校・大学の情報は「さんぽう進学ネット」
要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点|Tap-biz
小論文の要約と練習方法|塾トビラ

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cocoiro編集部

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