知っておきたい通信制大学のデメリット
一方通行になりがち
オンライン上の大学では、通常の大学と比べると、教員や学生同士でのコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。授業だけを見ると、学生に対して一方通行になりがちです。授業を受けながら疑問や質問を抱いても、リアルタイムで聞ける環境にはありません。少し時間はかかるかもしれませんが、インターネット上のシステムを介して、質問することはできるでしょう。映像で行われた講義以上の踏み込んだ内容は、生徒自身が学習で補うべきでしょう。
論述の少ない授業や試験
ほとんどすべての授業に期末試験が課されているため、通常の大学でよくある「授業に出席するだけで単位を取得できる」というわけではありません。しかしながら期末試験のテストは、基本的に選択式の問題で、論述式の問題はほとんどありません。ほとんどの科目でレポートは1度程度。自分の考えを述べ、専門的かつ実践的な観点でからの評価を得られる機会が少ないようです。ただ、科目によっては論述して、自分で答えを導き出す機会の多い科目もあるようです。
モチベーションの管理が大変
いつでも、どこでも授業を受けられるゆえに、自分でモチベーション管理をすることが難しくなるのもデメリット。基本的に、自学自習というスタイルです。学習計画を立て、その都度修正しながら期末試験に向けて進めていく必要があります。また、実際のキャンパスのように一緒に学ぶ仲間と対面でふれあう機会も少なく、「一緒に頑張っている」という一体感は得にくいでしょう。自分でモチベーションを管理して、授業を受け続け、期末試験に臨む必要があります。
ただ、学生同士の交流の機会もあるため、そういった場でキャンパス内の友人を作っておくと、モチベーションアップにもつながっていくかもしれません。公式なサークル活動などはありませんが、非公式で勉強や成長に通じるサークル活動に取り組んでもいいでしょう。また、サイバー大学の提供している学生支援センターなどを有効活用するのも策です。
おわりに
通信制大学だからこそ、メリットやデメリットがあります。修学スタイルも自分の状況に合わせて選べるので、興味のある方は詳しい学校情報を調べてみてはいかがでしょうか。
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参考
大学の特徴｜サイバー大学
通信制大学のメリット・デメリット総まとめ｜通信制大学情報局
