憧れの飛行場を支える誇りある仕事!航空管制官になるには - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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飛行場で働く管制官は、陰で飛行機の安全な運航を支えています。冷静で的確な判断をして、飛行機のパイロットに指示を出すのはとても重要な仕事。今回は航空管制官について、仕事内容や、仕事に就く方法、求められる能力などについてお伝えします。

航空管制官の仕事

航空管制官の役割とは

全国では、約1800名の管制官が働いています。空港では、乗客が飛行機へ乗り込むターミナルから「誘導路」を通って離陸するために「滑走路」へと向かいます。この移動時、飛行機の機体の大きさゆえに、パイロット自身では周囲の確認が難しく、ほかの機体との接触事故を起こす可能性もあります。そのため、管制官が管制塔から誘導路の安全を確認しながら、飛行機のパイロットに移動の指示を出します。

滑走路では飛行機が時速250~300キロを出して離陸します。滑走路でも同様に事故が発生する恐れがあるため、パイロットは管制塔からの許可を受けて離着陸を行っているのです。そのほか、レーダーを用いて空港周辺の航空路の離発着時の整備も行っています。

管制官は飛行場以外でも働いています。全国に4ヶ所ある「航空交通管理部」や福岡県の「航空交通管理センター」などの施設が拠点。ここでは、日本の空を47のセクターに分け、それぞれ管制官によって管理されています。これらの施設にいる管制官と、飛行場の管制官が協力して日本の飛行機の安全を守っているのです。

管制官はフローコントロールという仕事も行っています。日本国内では、1日数千機の飛行機が飛んでいます。特定のセクターや飛行場に飛行機が集中しないように、航路や飛行機の離発着を調整することを「フローコントロール」と呼びます。

このほか、飛行に関するルール作りや管制官の育成など、さまざまな仕事を行っているのが航空管制官です。