バリスタになるにはどうする?仕事内容やなるためのルートを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

バリスタになるには

専門学校やスクールへ通う

未経験からバリスタを目指す場合に、一般的なのが専門学校やスクールです。学校では、コーヒーの基礎からバリスタのあり方、ラテアートまで幅広く学べます。多くの学校は、2年制で、週5日のカリキュラムを用意しています。学校によっては、夜間や週3日で通える場合もあるようです。将来的にカフェなどの飲食店の開業を視野にしている場合には、経営や独立についても合わせて学べる学校もあります。ただ、独立や開業は、十分な現場経験を積んだ上で行うのがいいでしょう。

実店舗で修行

学校ではなく、いきなり現場で修行するのも選択肢の1つです。バリスタの経営する飲食店や、バールやカフェで見習いとして働き、技術の向上を目指します。バリスタの大会などで優秀な成績を修めたバリスタなどが働いているお店で、先輩たちの仕事を真似しながら成長していくのも1つでしょう。飲食店で独立、開業を目指している場合には、その経営スタイルに合わせて個人店か大手チェーンで働くかも考慮した方がいいでしょう。

海外で修行

日本国内でバリスタ技術は、海外と比べれば発展途中でしょう。そのため海外の飲食店や専門学校で修行してはどうでしょうか。技術や人材、コーヒー豆など日本では触れられないものがあります。日本の最前線で活躍しているバリスタの多くは、海外で修行を積んでいるようです。また、海外の飲食店で培った技術を元に、日本で独立や開業を目指しているようです。

民間の資格を取得する

バリスタになるために、必要な資格はありません。ただ、民間で資格を取っておくと、体型的に技術や知識を身につけられ、就職や独立開業時に評価を得られる1つの要素になるかもしれません。

コーヒーマイスター

これは、一般社団法人「日本スペシャルティコーヒー協会」の認定する資格です。コーヒーに関する知識や基本技術、接客を評価して、基準に達すれば資格を取得できます。同協会によれば、2018年12月までに約5,000名がコーヒーマイスターに認定されています。資格認定までの流れとしては、まずコーヒーマイスター養成講座と実技講習会を受け、認定試験に合格すれば、資格を得られます。さらに3つの講座すべてと実習を受講し、試験に合格すれば「アドバンスド・コーヒーマイスター」に認定されます。アドバンスド・コーヒーマイスターには、2018年9月までに約350名が認定されています。

JBAライセンス

これは、JBA(日本バリスタ協会)の認定する資格です。JBAバリスタとして基本的知識や技術を身につけ、JBAの決めた基準以上のエスプレッソコーヒーを抽出できる人が認定されます。取得までの流れは、JBA認定校でのスクールを受講して、試験に合格することです。ライセンスには、バリスタの技量に応じてレベル1からレベル3までの段階を設けています。また、JBA認定校で講師として活躍できるJBAインストラクターの資格もあります。