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大学生言葉ってあるんですよね。「ワンチャン」はよく知られたものですが、「インプット」「アウトプット」「ロジック」「タスク」など、ちょっと真面目っぽいビジネス的な大学生言葉もあることに、最近気がつきました。
その中でも特に私が使っている大学生言葉は「コミュニティ」です。マジ、圧倒的に。でも、使うにはそれなりの理由があるんです。今日はその「コミュニティ」に関するお話です。
もくじ
大学で初めて直面する「コミュニティを選ぶ」という行動
「コミュニティを選ぶということは、今後の大学生活の人生設計をすることである」というのが、コミュニティ選びに対する私の持論です。
与えられたコミュニティから……
今までは、多くの人がほとんどの時間を指定されたコミュニティで生活してきたと思います。
勝手に分けられたクラス、部活、塾や予備校など、その場にいる「人」という要素で自分が所属する場所をあまり考える機会がない環境のなかで過ごしてきたのではないでしょうか。僕自身も、高校までは割り当てられたコミュニティの中で生活してきました。
しかし、大学はそうではありません。
私は、大学入学前から軽音サークルに入ろうと決めていました。しかし大学に入ってみれば、私の大学には数え切れないほどの軽音サークルがありました。その中からどのようにしてサークルを選んだかといえば、そこにいた「人」です。そこにいる先輩たちや同期をみて、一緒に音楽を楽しめそうで居心地が良かったサークルを選びました。
寮もそうでした。872人が住んでいる寮の中で、居心地が良い人たちと過ごして生活を充実したものにしていきました。
自分の生活を自ら思い描く
このように、開放的なコミュニティで生活していくことは「自分の友達や周りの人間を選ぶことができる」ということです。どのような人々と付き合って、そこでどんな関係を築いて、どんな思い出を作って何を学んで、その全てをあなた自身でデザインすることができます。そこには、クラスの友達も担任の先生もいません。
私にはこれが人生設計とイコールに見えたので、先に述べたような持論にたどり着くことになりました。自分の大学生活は、自分で選んで思い描けるのです。
しかし「自分で思い描ける」ということは同時に、「自分で思い描かなけらばならない」ということを意味します。