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大学生になったらやりたいことのひとつに、「アルバイト」がある人も多いのではないでしょうか。私も高校生の頃、漠然と「アルバイト」というものにワクワク感を抱いていた人間です。けれどいざ大学生になってみると、どんな種類のアルバイトがあってどんな経験ができるのか、具体的なことは何もわからず、バイト選びに苦労しました。
様々なバイトを経験しましたが、今回は私が経験したアルバイトの中で特に印象的だった2つを取り上げたいと思います。
もくじ
アルバイト経験談
①カフェ(勤務期間:3年)
私が人生で初めてしたバイトは、チェーン展開されているカフェの店員でした。高校生の頃から漠然と「大学生になったらアルバイトがしたい!」と思っていて、求人アプリを読み漁っていたところ、家から近くて時給が比較的高い求人があったため、そこで働くことに決めました。飲食店で働くことに特別興味があったわけではありません。当時、私の同級生にはバイトをしている人がおらず、バイトと言えばカフェと居酒屋とコンビニくらいしか思いつかなかったのでした。
大変だったこと①覚えられない!
私は記憶力が悪いので、簡単ないくつかの商品名すら覚えるのに時間がかかっていて、当時の店長が怒りを通り越して哀しそうな目をしていたのを覚えています。初日の7分くらいで「辞めたい!」と思いましたが、店長が怖くて辞めたいと言い出せないまま、半泣きで働きながら気付けば3ヶ月経っていました。その頃には、新人がやるべき仕事はできるようになりましたが、今度は常連客全員のポーション情報を覚えなければならなくて、とても苦労しました。ポーション情報というのは、あのお客様はカフェラテに砂糖一つ、こちらのお客様はアメリカンコーヒーにミルク二つで紙のカップを使用、など。結局このバイト先が閉店してしまうまで3年間働き続けたのですが、結局覚えきれないままで、最終日もしっかり間違えました。
大変だったこと②喉と目が痛い
私が働いていた店舗は珍しく「全席喫煙」でした。全席禁煙ではなく、「全席喫煙」です。もちろん、喫煙者のお客様しか来店しないため、混む時間帯は視界が靄に包まれたようになっていて、いつも喉と目が痛い状態でした。ただ、バイト仲間の中には、全然気にならないという猛者もいたので、こればかりは相性なのだろうと思います。
良かったこと①サンドイッチ作りを極めた
働き始めてから1年ほどで、サンドイッチを作る権限が与えられました。作ること自体は簡単なのですが、いかに速く美しく作れるかをみんなで競っていて、とても楽しかった記憶があります。自分が綺麗に作れば作るほど売り上げに反映されるので、達成感がありました。
良かったこと②いろいろな店長と働けた
カフェでのアルバイトというと、学生同士の繋がりを思い浮かべるかもしれません。けれど私の働いていた店舗では、バイトの学生メンバーはほとんど入れ替わりがなく、店長が3年間で5回代わりました。店長によってこだわるポイントが違ったり、お客さん側の反応が違ったりして、とても面白い経験になりました。