たくさんの経験と少ない友達
自分の場合、たくさんの経験をしてきたが、大学に入ってできた友達は人一倍少ない。
たくさんの経験を通して知り合いができたことに間違いはない。人それぞれの価値基準にもよるが、自分の場合広く浅く友達を作ってきた。
だから、大学生活で友達と旅行に行ったことは2回しかない。休日に予定を合わせて遊びにいったこともそんなにない。
留学したかったし、アルバイトやインターンを沢山経験したかった。そちらを優先させるうちに不器用だったせいか、友達と遊ぶことも少なく、離れていく友達もいた。
だからこそ友達のSNSを見て、旅行の写真などを見るとうらやましいと思う気持ちが強い。自分にはないものだから。
挑戦するほど遠ざかる理想の大学生活
大学に入れば、充実した生活が待っていると勘違いして大学に入学したことから、後悔した。
大学1年生の頃に大学は何も与えてくれないことに気付かされ、自分から自分のやりたいことにとことん挑戦してきたが、その分得られなかったこともある。
ドラマや漫画のような人間関係については全然経験しなかった。できなかった。全部が全部充実していることなどないのだと今になって分かる。
将来の大学生の皆さんへ
大学進学を考える小中高生、幼稚園児には大学をもっと批判的な目で見てほしい。
そもそも大学生と小中高生の接点があまりないことも問題である。学校の先生は大学を卒業した大人であり、子供を持つ親も今後大卒の人が増える。大学を卒業後の大人にとって大学はいいところ、行くべきところになってしまっている。苦労した経験は美談になるし、楽しかった話も美化されている。
大学進学を考えるときは、大学卒業者の話には耳を傾けず、リアルを知る現役大学生の話を聞くべし！
