イラストレーターになるには?大学・専門学校に行った方が良いの? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

イラストレーターの主な種類

イラストレーターの主な種類
イラストレーターの仕事は書籍や雑誌、ポスターや広告などの紙媒体からwebデザインやゲームやアプリのキャラクターなどのコンピュータグラフィックまで幅広いのが特徴です。働き方の形態としては、特定の会社や企業に勤めて専属のイラストレーターになる場合とフリーで仕事を得る場合の2つがあります。

また、企業がオーダーするイメージやコンセプトに合わせてイラストを描く企業イラストレーターやアプリやゲームなどのグラフィックデザイナーなど仕事の目的や手段にも違いがあります。なかには、イラストレーターとしてだけでなく漫画家やアーティストとして活躍している人もいます。

クライアントの希望に添って印刷物などのイラストを描く企業イラストレーター

企業では商品やサービスを提供するために、雑誌やポスター、パンフレットやデジタル広告など、さまざまな媒体を使って広告を発信します。イラストレーターは企業イメージやコンセプトなどクライアントのリクエストにそってイラストを作成することが重要なポイントとなります。

イラストを描く高いスキルは当然のこととして、クライアントの希望に添ったイメージをどう表現できるか、創造力やオリジナリティとともにクライアントの意図を読み取る力も必要となります。企業からオーダーされるイラストは特定の企業にイラストレーターとして勤務する方法とフリーで仕事を受ける方法の2つがあります。

ゲーム制作会社・アプリ会社などのグラフィックデザイナー

イラストレーターに憧れる人が多くなった大きな理由のひとつにゲームやアプリの人気があります。ヒット作品が次々に登場しており、作品とともにイラストレーターの知名度もあがります。

仕事はすべてデジタルコンテンツを使用して行うことになるため、グラフィックデザインが可能なパソコンやタブレット、専用ソフトを使いこなすスキルが必要となります。また、フリーで活躍したいのであれば自分の作品を発信してPRするためにサイトを立ち上げる技術も必要となるでしょう。

アーティスト・漫画家としても活躍するイラストレーター

イラストレーターの主な仕事は、企業などが発注するイメージやコンセプトに沿ったイラストを作成することであり、どちらかというと商業的な要素が強いものです。自分が描きたいものではなく、リクエストに確実に応えることができる技術や能力が求められます。

しかし、なかにはイラストレーターを出発点として、個展を開いたり、個人に依頼されて作品を描いたりするアーティストとして活躍する人もいます。また、イラストレーターと漫画家の二足の草鞋を履いている人も少なくありません。