【高校生・時期別】高1から高3まで!周りに惑わされずに3年間受験勉強するには? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

こんにちは、大学生ライターの椎茸です。よく大学受験はマラソンに例えられますが、スピード感が受験期本番にならないとつかめない一発勝負であるという点では、受験はマラソンよりきついのではないかと思います。
そこで、何をすればいいのかという疑問を解消するべく、受験経験者という視点で、高校生が時期別にやっておいたほうが良いことをご紹介します。

高1・高2

まだまだ受験に実感が伴わない時期ですが、実はこの位から準備を始めることがとても大切です。

志望校を考え始めよう

オープンキャンパスに行こう

百聞は一見に如かず。いくらホームページを読み込んでも、パンフレットを取り寄せても、実際にキャンパスに足を運んで自分の目で大学がどんなところなのか知るのが1番。実は私は部活があったので高1、高2の時にオープンキャンパスには行っていません。高3で初めて大学の設備や授業風景を目の当たりにし、モチベーションが上がったのを覚えています。もしもっと前に足を運んでいたら、もう少し早く受験勉強に本腰を入れられたかも…?(笑)

自己分析しよう

いくら大学自体に魅力を感じたとしても、興味のない分野の勉強は続きません。自分の興味と大学の学習内容を照らし合わせてみましょう。カリキュラムをよく確認したり、実際に通っている先輩がいればその方にお話を聞いてみるのもいいと思います。自分からお願いして部活の2つ上の先輩に教室を案内してもらった事がありますが、実際に通っている学生の生の声はとてもありがたかったです。

模試を受けてみよう

たくさんの模試が存在していて、どれを受けたら良いか分からない時は先生や先輩に相談してみると親切に色々教えてくれます。とにかく募集があるだけ申し込んでしまうと、復習は追いつかないし、予定が埋まってしまうし、良いことがあまりありません。

長期的な目標を立ててみよう

模試を受けたら判定が得られます。気を付けたいのはその時の判定が全てではないということです。
同じ学校を志望している人の中での順位などに目が行ってしまいがちですが、思い返すと、分野ごとの得点グラフが一番有意義な欄だったなあと思います。ここだけは人と競うのではなく、自分の分析になっているので、その後につながる学習法が見えてきます。
まだまだ不確定な要素は多いけれど、受験直前までのおおまかな流れを意識するのはこの頃が良いと思います。やはりゴールがあるほうが、やる気も出てきますよね。

塾選びをしよう

塾に通い始めた子がいる…と気になりだすのもこのころ。結論から言うと、早く通い始めたからと言って合格しやすいわけではないです。むやみに行っても、目的がはっきりしていないと無為に時間を費やすだけです。

もし塾通いを考えるのであれば、「自分は何が苦手なのか」「何を強化したいのか」「スケジュールの兼ね合いは取れるか」をしっかり意識しましょう!高1の夏休みに、なぜか急に焦ってT進の無料の夏期講習を取りましたが、特に目的意識もなく、「みんなが行き始めているから後れを取ってしまう」としか考えていなかったので、あまり効果はなかったです(個人的な意見です…)
塾に通わないで志望校に合格している人も周りにたくさんいました。私もほとんど通っていません。自宅や学校以外に勉強スペースが欲しい人は、自習室代わりに予備校を利用するのも手ですよ!