ヤッホー、大学デビュー!!あれ、変わってない!? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

高2デビューしていた私


散々偉そうに述べてきたが、思い返してみれば私も自分に合わない環境で生活する中で、自分を押し殺し、間違ったイメージを持たれていた1人である。高校デビューではなく、高2デビューをしたのだ。

進学校に来てしまった

高校は大学進学なども特に考えてはいなかったが進学校に進んだ。勉強が好きではないのにも関わらず、勉強第一というような学校に入ってしまったのである。初めのうちは自分の好きなことを抑えてでも勉強に取り組んだ。好きな部活動の時間を削ってでも勉強していたし、先生に逆らうと評価を下げられると思っていたので、先生の発言には何でも「Yes Yes」と返していた。そのかいもあって高校2年生時の定期試験ではクラスで2位、学年でもまあまあの順位にいた。先生からもこの調子で頑張ろうと言われていたし、楽しくはないけどこのままでいいと思っていた。

高2デビューで周りは失望。でも…

しかし、環境に合わせてやりたくもないことに力を入れているうちに限界がきた。高校2年の2学期に入ると、初めは宿題の提出をしなくなり、授業中も寝る回数が増えた。テスト勉強もしなくなり学年最下位の成績を取った。先生からは急にどうしたと心配されるようになり、頑張れと言われる。お前はそんな奴じゃないだろと先生からは失望される。授業中先生と喧嘩することも増え、授業を抜け出すようにもなった。周りのクラスメイトからの目も変わってくる。「もっと明るくて、怒ったりするような人間じゃない」と思ってたとか自分が環境に合わせて出来上がっていたイメージは想像以上に大きいものであると感じた。そういう人間なんです。(笑)
そんなこんなあって先生から目を付けられるようになったし、友達は減ったかもしれないが、よくやったと思う。先生に言われたことに対し「Yes Yes」と答えるのではなく、自分の意見を持つことができるようになったし、絶対に自分の生き方が正しかったと先生を見返してやるというモチベーションも手に入れることができた。

大学はデビューチャンス!

大学進学は、周りからのイメージによって本来の自分を出せずモヤモヤしている人にとってありのままの自分で生きていくための大きなチャンスである。高校までと比べて自分で選択する機会が増えたし、選択肢の幅も広がった。
自分の取りたい授業だけを取れば良いし、先生も選択できる。同じジャンルのスポーツでもいくつものサークルが存在し、メンバーや雰囲気をみて自分に合ったサークルを見つけることができる。選択肢の幅が広がることにより、自分に合った環境に身を置くことができるようになり、高校までと比べて妥協する機会は減った。自分に合った環境に身を置けることで環境に合わせる必要はなくなるのだ。
そういった自分が自分らしくあれる環境を求めての大学進学という考えもアリだと思います!

この記事をかいた人

ミコ

日本大学経済学部 6年。愛媛県出身。地元の進学高校では学年最下位の成績!指定校推薦制度に救われ、日本大学経済学部に進学。大学在学中2年間の海外生活。カレーライスと昭和歌謡曲が好きな大学6年生。