大学って勉強するところじゃなかった・・・?それでも面白い授業を探すために - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

美味しい授業の見つけ方


ただ、私は最終的に大学をかなり好成績で卒業しました。ひとえに、大学の授業の楽しみ方が分かったからです。次に、私なりの美味しい授業の見つけ方をご紹介します。

①教室のサイズで見分ける

まず、大教室の講義は避けましょう。もれなく、眠くてたまらない先生の催眠術が始まります。100人単位では、グループワークも難しいので、一方通行型の授業になりがちです。
なので、少人数、例えば演習室サイズの教室で行われる15人程度の授業であれば、先生とコミュニケーションをしやすかったり、自分が発表する機会に恵まれたりすることが多いです。積極的に学ぶことができるでしょう。ただし、学期に何個もこのタイプの授業があると、自分を追い込むことになるので気をつけてください。

ときには、大教室の授業でも、グループワークやペアワークを積極的に促す教員もいます。私が1番課題をこなした授業は、60人ほどが受けていた学部の授業でした。毎週資料を読み、授業の初めにそれに関する小テストを行なった後、先生からの講義が10分ほどして、ペアワークで意見交換を繰り返し、最後にはクラスの前で数名が意見を発表します。そして、授業後3〜4日ほどで振り返りの短いレポートを出していました。(ちなみに、全て英語でした。)毎週のようにバイト先の休憩室で課題のレポートを書いていましたが、その授業の知識は今でも覚えています。

②外部とコラボしている授業

当時、大学で人気だった授業は、「マスターズ・オブ・シネマ」という著名な映画人が登壇する授業でした。こちらは人気で、潜りの人がいることでも有名な授業でした。
他にも、実際に企業に対してビジネス・プランの提案をしたり、企業の方が講師としていらしたりするような授業もありました。大学の外とも繋がりを持てるような授業に参加していくと、OBOG訪問が自然とできてしまうようなお得感があります。

私が履修したリーダーシップ教育のクラスでは、学外でのプロジェクトを行うことが課題になったり、毎回の授業でディスカッションをしたり、文献に関するレポートをFacebookグループで共有したりと、積極的な参加が求められ、中には企業と一緒に行うような課題もありました。実践のベースとなる力が身についたように思います。