大学受験に向けた勉強法〜体力のない私が独学で部活と両立した方法〜
そんな中、「え、受験生なんだね?それも一般?」と受験の1月に驚かれたことがありました。
おそらくですが、私が
- 受験生のほとんどが辞めていた部活を高3の10月まで部長として続けていたこと
- 部活を続けているなら推薦入試狙いで、一般入試ではないだろうと思われていたこと
が理由です。
なぜか、私の高校は週2というゆるい部活動だったにも関わらず、多くの受験生は両立をしていませんでした。そんな中で、私は演劇部の部長として、10月の文化祭に向けて部活動をすることにしていました。学校に通う日は、毎日7時前に家を出て朝練昼練をして、週2で放課後に部活動、夏休みも2週間ほど部活動をしてという生活をしていました。それでも、部活で部長をしたかった私は、「勉強すれば、受かる」というわかりやすい一般入試に惹かれて、予備校に通わずに受験勉強を始めました。
そんな私が高3の10月まで部活をしながら続けていた勉強法です。
行き帰りで英単語・世界史の勉強
私は電車通学で、昔から電車の中で読書をする癖がありました。それを受験の年は、英語や世界史の単語集に切り替えました。
「何かをしながら勉強すると集中力が落ちる」「集中できる環境作りが大事」なのは当たり前ですが、私には時間がありませんでした。態勢が整う時間を待つより、整わなくとも取り組むというのが、私のやり方でした。スキマ時間を利用して、どんな時間・環境でも勉強に当てる姿勢が大事だったと思います。
ちなみに、テレビっ子だったので、受験期ですら、ドラマを見ながら勉強していました。
「あなたはながら勉強が好きね」と今でも言われます……。
季節講習でペースをつかむ
私は予備校にいきませんでしたが、季節講習にはいきました。
予備校の夏期講習・冬期講習は、みんなはどんな対策をしているかを知る上で、良いペースメーカーになりました。受験対策を仕事にしている予備校講師が言う情報やテクニックも、有益な情報でした。
また、予備校は講師のカリスマ性を信じさせる宗教チックな側面も強いので、何かを信じ込むのが大の苦手の私にとっては、それくらいの距離感が良かったのだと思います。