内部進学を辞めて受験をするあなたへ〜友達は内部進学しますよ〜 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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こんにちは、みっちゃんです。
私は、6割が大学に内部進学する高校にいました。親が私をその学校に入れたのも、まさしく、その内部進学先に入れさせるため。
ですが、私は内進ワールドを出て、大学受験をすることに決めました。

周りが大学受験と関係ない環境にいる中で、受験を決断するのは難しいことです。
そして、その難しさを理解してもらえない環境もあります。もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも感じているかも知れません。
今回はその決断に至った理由と私の受験対策を伝えます。

「受験する!」と決めた理由

大学説明会の「雰囲気」

今思うと、私は大事な決断の9割を感覚で決めています。
この時も思い立った理由は単純で、学校で内進先に説明会に行った時に、「あ、ここでもう4年間は無理」と感じたことが理由です。

実は、私はなんとなく学校の文化が苦手でした。
部活で部長までするくらい、学校生活を楽しんでいましたし、学校の先生にも嫌われてはいませんでしたが、なんとなく水が合わない感覚がありました。
同級生の家に遊びに行ったら、都会のど真ん中にあったり、ショウルームのような家だったり。長い休みになると家族でヨーロッパへ海外旅行、スキー旅行などという家も多かったです。お医者さん、官僚などなど、同級生のお父さんの職業が輝いて見えました。これこそ、エスタブリッシュメントの世界……。

長年通った結果、親子でユニクロで満足するような私に、この文化は合わないと確信して、外の世界に惹かれるようになったのです。
そこで、大学説明会に行った私は、「大学といえど同じ文化の匂いがする……」と感じて、出ることを決断しました。

他大のシステムが魅力的だった

加えて、大学のシステムを見たときに、より魅力的に見える大学が他にあったからです。

私は当時舞台に関係する勉強をしたいと思っていたので、志望学部を文学部にしており、内進先の文学部に進んでも問題はない状況でした。ただ、大学では幅広く勉強したい気持ちもありました。
ですが、内進先のリソースでは勉強できる範囲がかなり狭い状況でした。内進先は、当時文学部のみで、他大学との交流も少なかったのです。

そこで、より大規模で様々なことが学べる場所に進学したいと考えるようになりました。
結果、私の進学先となった早稲田大学国際教養学部では、教養学部なので幅広い分野の授業を履修できました。副専攻で他学部の授業を履修できたり、他大学との交流も盛んだったり、留学制度も充実していたため、選択は間違っていなかったと思います。

通信講座が大学受験モードになった

私は、小さい頃から通信講座を受けていました。ほとんどまともに利用していなかったのですが、私の学校で使用していた教科書が特殊で、それに関する参考書がその通信講座くらいしかなかったのです。そうやっているうちに、高校に入ると副読本がどんどん「進路」の話になっていきました。そうかみんな「受験」するのかと私は気づきました。

私のいた高校での大学受験は、一世一代の大勝負、本当に頭がいい人だけが進む道という感覚がありましたが、世の中の大学進学を希望する人のほとんどは「当たり前」に勝負に出ているのだと気づきました。そこで、世の中の「当たり前」に気づいたのです。これが、受験へのハードルが下がったきっかけでした。