自衛隊になるためのルートとは?海外戦力との比較も - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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災害時に救援活動を行ってくれる自衛隊。自衛隊は、その名の通り国を「自衛」するための組織です。第二次世界大戦の後の1954年に創設されました。全国に約260ヶ所、基地を持っています。「人命を助ける」仕事というイメージから、憧れる子どもも多いのではないでしょうか。今回は、自衛隊員になるために具体的にどういった方法があるのか、どういった素質が求められるのか、などについてご紹介します。

自衛隊の仕事内容

自衛隊は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の3つから構成されています。自衛隊の実際の活動は、次のとおりです。

防衛活動

まずは「防衛活動」です。自衛隊は日本の領空、領海を守っています。例えば、海上であれば海上保安庁と連携を取って領海内に侵入する不審船を警戒、確保しています。また、航空自衛隊は他国航空機の領空侵犯に対して、スクランブル発進を行います。

緊急救助活動

次に、「緊急救助活動」です。地震や台風、土砂などの大規模災害が発生した場合に、警察や消防と協力して、救助活動を行います。2011年の東日本大震災、2018年の西日本集中豪雨の際に災害救助に自衛隊が向かったのは、記憶に新しいでしょう。

国際平和協力活

また自衛隊は、「国際平和協力活動」も展開しています。災害派遣や国連PKOなどを目的に海外へ派遣されることもあります。2000年代のイラク戦争で自衛隊がイラクに派遣されたことが有名です。

自衛隊は、海外の軍隊と異なり、あくまで「自衛」のための組織。それゆえに、海外の軍隊と異なって「海外への侵攻」はできません。

自衛官になる条件

自衛隊になるための条件は、なりたい職種にもよりますが主には年齢での制限しかありません。条件とは異なりますが、自衛隊は基本的に自衛隊基地または自衛隊駐屯地での勤務です。ただし、自衛隊内の異動もあります。さらに、海上自衛隊に赴任した場合には、海上で生活することもある他、前述のように海外派遣も考えられます。