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大学に入学してから薬学部に編入したいと思う方もいるのではないでしょうか。国家試験に合格すれば薬剤師になれる人気の薬学部。大学の途中で編入できるのか、勉強についていけるのかについて調べてみました。具体的な大学もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
薬学部編入試験とは
大学生活途中での薬学部への編入。試験はいつ、どのように行うのでしょうか。
大学2年次終了・卒業後がメジャー
編入試験は、受けたいときにいつでも受けられるというものではありません。編入制度のある大学では、年に1回募集を出しているところがほとんどです。出願条件は大学によって異なりますが、「すでに大学に2年以上在籍している」・「大学を卒業している(もしくは編入学までに卒業見込み)」というところが多いようです。教養科目など、一部の単位を取得済みとして認定し、残りの単位を編入後に取っていくことになります。大学1年生で編入を希望する学生は、現在の大学で教養科目の単位を取りつつ編入試験の勉強を始めると良いでしょう。
文部科学省の「薬学系人材養成の在り方に関する検討会」が平成27年2月に公表した「6年制薬学部の編入学・転学部調査結果」によると、ほとんどの学生は単位の取得状況に従って2〜4年次へと編入することになるようです。
編入制度があるのは私立大学のみ!学費も高い!
国公立大学にも設置されている薬学部。しかし、2018年現在、編入制度があるのは私立大学のみです。私立は国公立に比べて学費が高めです。入学金も含めた初年度納入金は200万円以上と見積もっておく必要があります。また、薬剤師受験資格のある薬学部は6年制です。一般的な大学よりも2年長く学費を払う必要があります。
大学によっては独自の奨学金制度を持つところもありますが、編入した学生に資格があるかどうかは大学によって異なります。卒業するまで、概算でどのくらい費用がかかるのかは事前にしっかり調べておきましょう。
大学卒業後も編入可能
大学を卒業してからもう1度試験を受けて、2年次や3年次に編入する「学士入学」という方法もあります。就職して学費をためてチャレンジすることもできます。どうしても今すぐに学部を変えたいという訳でなければ、大学に通いながらじっくりと将来について考えるのも方法の1つです。
勉強が大変なことは覚悟しよう
多くの薬学部では、2年次から本格的に専門課程の勉強が始まります。編入する学生は、専門課程についていくための学力を事前につけておかなければいけません。化学・物理・生物などの分野に対する知識も欠かせません。元の分野と学問領域が遠い学生は、編入後もそれなりの努力が必要だということを覚悟しておくと良いでしょう。