防衛大学校の入試対策
一次試験対策
予備校・塾、学習アプリで学力試験対策
防衛大学校の1次試験は学力試験です。他の大学を受験する場合と同じく、予備校・塾などを利用してしっかりと対策して試験に望みましょう。
予備校や塾に通う場合は入校前に防衛大学校への合格実績などを事前に確認し、しっかりとした対策を受けられるのか確認してから入校するようにしましょう。
経済的な理由で予備校・塾に通えない人や、予備校や塾とは別に追加で勉強したい人には、スマホで手軽に授業を受けられる学習アプリがおすすめです。
受験生向け学習アプリで有名なスタディサプリなら、月額980円で好きな時間に好きな教科の講義を受けることができます。
これまでの総復習や苦手分野の克服などさまざまな用途に使えるので、大学受験を控える高校生の方は一度試してみてください。
>スタディサプリの詳細はこちら(今なら14日間の無料期間と2,000円のキャッシュバック付き!)赤本も忘れず
防衛大学校の過去問は、赤本以外ではほとんど手に入りません。傾向を掴むために赤本は確実に手に入れておきましょう。
二次試験対策
小論文
採点基準が明示されているわけではないので対策が非常に難しい小論文ですが、塾等に通わなくても対策の参考書やホームページを参考に、自分で対策を練ることは可能です。もちろんスタディサプリにも小論文対策の授業はあるので、視聴することをお勧めします。また、「スタディサプリ進路」でも小論文の組み立て方が解説されていて、とても分かりやすいです。
自分で実際に小論文を書き上げたら、学校の先生などに忘れずに添削をしてもらいましょう。
身体検査
特に対策は必要ありません。
ただし、身長・体重・聴力など詳細に基準が設けられています。事前に確認して、自分に当てはまる項目がないかどうか見ておきましょう。
面接
質問は様々ですが、防衛大学校の志望理由が聞かれることが多いようです。中には腕試しで受験する人や志望理由がありきたりだったり明確ではなかったりする人もいるので、そういった人たちとどう差別化を図れるかがポイントになってきます。
推薦、総合選抜試験の対策
一般入試とは異なり、高等学校長・中等教育学校長又は高等専門学校長の推薦が必要になるので注意が必要です。
また、推薦と一般試験・総合選抜と一般試験の併願はできますが、推薦と総合選抜の併願はできませんので、こちらも注意が必要です。どちらの試験も身体検査と面接はあるので、一般入試と合わせて対策しておきましょう。特に面接が重視されるので、志望動機やよく聞かれる質問に対する答えはしっかり作っておくことをお勧めします。
防衛大学校3つの特徴
防衛大学校の特徴を3つにまとめました。一般的な大学との違いなど確認しましょう。
学費がかからず給料をもらえる
防衛大学校では学費を請求されません。また、毎月支給される学生手当(平成29年4月1日現在:114,330円)や、6月・12月には支給される期末手当(いわゆるボーナス、年約377,190円)など給料をもらいながら学ぶことができます。
防衛大学校の学生は特別職の国家公務員として在学するため給料をもらうことができます。国家公務員ではありますが、きちんと4年間の教育を修了し、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すれば「学士」の学位が授与されます。
全寮制による集団生活
防衛大学校尾学生は全員学生舎に居住し、集団生活を送ります。被服、寝具、食事などが貸与・支給されるため、ほとんどお金をかけずに生活をすることができます。
一般的な大学生に比べると制限される部分が多くなりますが、経済面での負担は少ないと言えるでしょう。
専門科目の学習ができる
防衛大学校と聞くと、陸・海・空の「訓練」をしているイメージが大きいですが、大学で習うのと同じレベルで大学基礎科目や文系・理系それぞれの專門領域も学びます。実際に、專門領域の知識を活かして民間企業へと就職し、防衛大学校で鍛えた心身と專門知識を活かしてビジネスや政治の世界で活躍している卒業生も存在します。