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近年、英検の受験者数は増加傾向にあります。そんな英検の中でも最難関の英検1級は、持っていると希望校への入学や就職にも役に立つ資格の一つとして、取得を目指す人も多いでしょう。
英検1級になると、使用されている単語も文法も難易度が高くなります。それらに対応するためには、どのような勉強方が効果的なのでしょうか。この記事では、「英検1級レベルの単語」に焦点を当てて解説していきます。これから英検1級を受ける、という方も、再チャレンジの方もぜひご一読ください。
もくじ
英検1級レベルの単語とは?
英検1級に合格するために必要な単語数は、一般的に最低1万語以上と言われており、果てしない量の単語数を覚えなければ合格できないかのように思えます。英検1級と書かれた参考書をパラパラとめくってみても、マニアックで難解な単語が並んでいて、どこから手をつければいいのか見当もつかない、という方もいることでしょう。
実際にはどのくらいの単語数が必要で、どの程度運用できるようになる必要があるのでしょうか。ここでは、英検1級レベルの単語について解説していきます。
必要となる単語数
英検では、当然必要な単語数も級が進むにつれて多くなります。一般的には、英検1級で必要な単語数は1万語以上とされています。
参考
【たった5分でできる英検1級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き! | ESL club
普段あまり目にしない単語を大量に覚える必要がありますが、これをマスターしなければ英検1級合格への道は開けないといってもいいでしょう。難解な単語の数々を効率よく覚えるには、効率的に勉強しなければなりません。
単語力が必要になる問題とは?
それでは、実際に単語力が必要になる問題とは、どのような問題なのでしょうか。単語は意味だけを知っていればいいのか、その運用方法もマスターしなければいけないのかは気になるところです。
公益財団法人日本英語検定協会ホームページによると、英検1級の筆記パートは次のような問題の構成になっています。
・筆記問題(100分)
- 短文の語句空所補充
- 長文の語句空所補充
- 長文の内容一致選択
- 英作文
参考
1級の試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
この4つのセクションのうち、特に単語力が必要とされるのがセクション1。短文の語句空所補充問題です。このパートでは、特に難解な単語が多く出題されますので、しっかりと単語の勉強をしていなければ問題を解くことは難しいでしょう。
しかし、逆に言うと単語の勉強をしっかりとやり込めば、このセクションを確実にモノにすることができるでしょう。しっかりと対策を立てて受験に挑みましょう。
単語の覚え方
まずは単語とその意味を徹底的に頭に叩き込むことが必要です。
単語を効率的に覚えるためには、まずは英検1級に対応した単語の参考書や問題集を1冊用意しましょう。そして、単語だけを集中的に覚え、収録されている単語はマスターしましょう。単語と意味を暗記するときには、何度も何度も繰り返し頭に入れていく作業が必要です。単調な作業ではありますが、単語を覚えるためには必須の過程でもあります。
単語は参考書の見出しに掲載されているものから順にマスターし、それが終わったら学習範囲を類義語、対義語などに応用する方向へと進めていきます。
難解な英語に対して、同じように難解な日本語訳がついている単語は多く見られます。これらの単語については、日本語でかみ砕くと要するにどういうことなのかが分かればそれほど難解ではなくなる場合も多くあります。