筆記試験は不要?AO入試で大学に進学する方法と合格するコツを解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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近年、推薦入試と共に耳にする機会が増えてきているのが「AO入試」です。親の世代だと「推薦入試は自分が学生のときにもあったけれど、AO入試って何?」と思う人もいるでしょう。

実は、大学で学びたいことや将来の明確なビジョンを持っている場合には、推薦入試よりもAO入試の方が有利に受験を進められる場合があります。この記事では、そんな「AO入試」について詳しく解説していきます。

AO入試とは何かをしっかりと理解して、合格のコツをつかみましょう。

AO入試とは?

「AO入試」とは、「アドミッションズ・オフィスズ入試」の頭文字を取ったもので、大学が求める人物像と、志願者の人物像をすり合わせることで合否を決める選考方法のことです。

受験生の、学力だけでは測ることができない適性や資質、才能をアピールし、大学と話し合いながら、主に志望理由書と面接試験で合否を判定します。

志望理由書と面接での選考になりますので、学力だけでは判定できない意欲や適性、情熱などをアピールすることが可能です。また、成績だけで志望大学を決定する必要がありません。

AO入試が広がっている理由

近年、大学入試ではAO入試、推薦入試を取り入れる大学が増えています。2018年5月に週刊朝日が発表したデータによると、平成29年度の私立大学では、推薦入試とAO入試を合わせた入学者の割合は51.2%で、一般入試よりも多かったことが分かりました。

参考

「一般入試」は古い? 大学AO入試で“大逆転”を目指す方法 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

今後、この傾向はさらに加速すると考えられています。もはや、知識を詰め込んで受験へ突き進む時代は終わりを告げている、と言っても過言ではないでしょう。

面接や志望理由書に基づいて大学との話し合いを進めることで、不本意な入学が減るのは、大学にとっても学生にとっても望ましいことです。また、思考力や判断力、コミュニケーション能力、表現力など、個人の資質や能力を測るために多方面からの指標を増やすことで、質の高い入試を行うことができるようになります。

(参照元:入試種類ごとの入学者の割合(週刊朝日 2018年5月18日号より)|AERAdot.