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ネット上にあるサイトやパソコンで使用するソフトなどを作るのが、プログラマーの仕事です。サイトやソフトなどはすべて、プログラム言語を使って作られます。今では小学生でもスマホを持つ時代になっていますが、スマホで使うアプリもプログラマーが作ります。プログラマーはどういう風に仕事をしているのか、どうしたらプログラマーになれるのか、プログラマーになりたい子供をもつ親御さん向けに紹介しましょう。
プログラマーの仕事内容
プログラマーは、プログラム言語を使いソフトやシステム、アプリなどを作るのが仕事です。コンピューターに指示を出す指示書を作る、と考えると分かりやすいのではないでしょうか。プログラム言語は普通の言語とは少し違うため覚えるのに苦労すると言われています。
プログラマーがどのような仕事をしているのか、まずはそこから見ていきましょう。
プログラミング言語を使った開発
プログラマーの仕事は、ソフトやシステムを作ることです。ソフトやシステムを作る際、プログラム言語を使います。パソコンでソフトを使ったり、システムを組み込んだりする場合は、プログラマーが作った指示書がパソコンに命令を出しているのです。
プログラマーが作る指示書は、テレビや電子レンジなどでも使われています。今は家電の多くも、コンピューターが内蔵されているので意外と身近にプログラマーが作ったものが存在しています。そういうプログラムの開発をするのが、プログラマーなのです。
プログラムの動作テスト
プログラマーは、プログラムを作ったらそこで仕事が終わるわけではありません。コンピューターは精密機器ですから、指示書にバグがあると正常に動作しません。プログラマーは自分が作った指示書が正常に作動するかどうかの確認も行います。
何度もテストを行い、バグがないかをチェックします。1つでもバグがあると精密機器には通用しませんので、テストを繰り返しバグがないか念入りにチェックします。もしもバグが見つかった場合は、バグの修正を行います。言葉では簡単に思えますが、テストに費やす時間はときに何ヶ月にも及ぶことがあります。
たった1つのミスでも、バグがある以上プログラムは動作しません。動作したとしても、バグがあると不具合が生じるので商品として使い物になりません。つまりプログラマーは、パーフェクトになるまで何度でもテストと修正を行うのです。
システムエンジニアと業務内容がかぶることもある
コンピューターとかシステムという言葉から、システムエンジニアとプログラマーを混同してしまうことがあります。確かにプログラマーとシステムエンジニアは、業務内容がかぶることはあります。しかし基本的な役割はそれぞれに異なっています。
システムエンジニアは、システムやプログラムを作るための設計書を作るのが仕事です。システムエンジニアが作った設計書を使ってソフトやシステムという形にするのが、プログラマーの仕事です。料理に例えるならレシピを考える人がシステムエンジニアで、レシピを見ながら料理を完成させるのがプログラマーといったイメージです。
システムエンジニアは設計書にミスがないかの確認を行いますので、設計書を元にして形にするプログラマーと仕事がかぶることもあるのです。業務内容がかぶる場合もありますが、基本的にはシステムエンジニアとプログラマーはそれぞれの役目があり、業務内容も異なっています。