プログラマーになるには?仕事内容・勤務形態にはどのようなものがある? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

本格的なプログラマーになるには

本格的なプログラマーになるには
プログラム言語を扱う訳ですから、プログラマーになるのって大変そう…というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。プログラマーになるには資格も学歴も不問です。パソコンが好きな人でやる気と根気があれば、資格がなくても問題ありません。もしお子さんがパソコンに興味を持っていればすすめてみるのも良いでしょう。

ただしプログラマーになるにはいくつか条件があります。どうしたらプログラマーになれるのかを見ていきましょう。

プログラミングを1000時間程度学習する必要あり

プログラマーになるには資格や学歴は関係ないものの、プログラム言語を理解していないと仕事になりません。未経験者でもプログラマーを目指すことはできますが、その条件となるのが「プログラミングを1000時間程度学習する」ことです。

未経験者でもプログラマーになれますし、実際に未経験者からプログラマーになりバリバリ仕事をこなしている人もたくさんいます。資格や学歴は不問でも、プログラマーに必要な知識を身につけるための勉強は必須となります。必要な知識を身につけるためにかかる時間は、1000時間とされています。

1000時間というととてつもなく長い時間に思えてしまいますが、考え方を変えれば未経験者でも1000時間かけて勉強すればプログラマーになれる! と前向きになれます。ただし1000時間というのはそう簡単ではありません。1日10時間勉強したとしても、1000時間をクリアするには100日間かかります。1日5時間なら200日、さらに勉強したことをしっかりと頭に叩き込み自分の知識として持っておかないといけないのです。

独学でプログラムを学ぶ

未経験者からでも1000時間かけてプログラム言語を勉強すれば、プログラマーを目指せます。きちんと身についていることが大前提ですが、それをクリアすれば企業でプログラマーとして働くことも夢ではありません。問題となるのが、どのようにして1000時間勉強するかです。

選択肢としては2つ、独学で学ぶかプログラミングスクールに通うかです。前者の独学は、入学金や学費がかかりません。かかるとしても専門書や参考書を買う費用くらいです。最近は無料で利用できるオンラインサービスなども登場しています。独学で学びプログラマーとして活躍する人のなかには、自身の経験をブログで紹介していますのでそういう人のブログも参考にできます。

費用がかからず自分のペースで学べるのは、独学のメリットです。しかし1000時間という長丁場になるため、モチベーションを維持するのに苦労する人は少なくないようです。独学で学ぶ場合は、いかにモチベーションを維持するかがポイントとなります。

プログラミングスクールで学ぶ

プログラミングスクールに通えば、学ぶべきことを的確に学べます。プログラマーに必要な知識やスキルを身に付けられますし、カリキュラムに沿って進めるので効率よく学べます。教材も揃っていますので、1000時間の長丁場でも最後までモチベーションを維持できるのもメリットです。

分からないことがあっても、友達や講師に聞いて早期に疑問を解決できるのもメリットとなります。ただしプログラミングスクールに通うには、お金が掛かります。

企業にアルバイトや派遣社員で入社するものスキルアップの近道

プログラマーになる方法としては、企業にアルバイトや派遣社員で入社するという選択肢もあります。ただしこの場合は完璧とは言わないまでも、ある程度プログラマーに必要な知識を持っていることが前提です。働きながらスキルアップできますし、実践を通して学べるので収穫は大きくなります。

独学でプログラムを学ぶための手段

独学でプログラムを学ぶための手段
独学でプログラムを学ぶための手段としては参考書を片手に勉強する、オンラインサービスを利用する、ブログなどのWeb上の情報から学ぶのが一般的です。

参考書

参考書も数多く出版されていますし、書店に行けば簡単に手に入ります。プログラマーに必要なことが書かれているので、独学でも必要な知識を身につけることができます。

オンラインサービス

参考書も役に立ちますが、オンラインサービスのなかには無料で利用できるものが多いのでお金をかけずに学べます。オンラインサービスは、動画で学べるのもメリットです。参考書の場合、文字や図式など目で見る情報だけです。動画の場合は実際に動きや感覚を見て学べるので、参考書ではかなわないことを習得できます。

その他Web上の情報から学ぶ

独学でプログラマーになった人のブログは、勉強方法や苦労したことなど経験者にしか分からない貴重な情報を知ることができます。使用した参考書やオンラインサービスなども紹介していることがあるので、Web上の情報から学ぶのもおすすめです。中学生以上であれば分かる表現で書かれていますが、もし理解がおぼつかないようであれば大人がサポートしてあげましょう。