大学院編入は難しい!海外はどう?社会人ならやり直しやすい場合も! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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大学院に進学をする際に、「自分が思っていた大学院ではなかった」などのように、進路選択を失敗したと思うこともあるかもしれません。そんな時、途中で他の大学院に編入することはできるのでしょうか。大学院の編入の難易度や編集する方法などについて詳しくご紹介します。

大学院の編入は難しい!

大学院生として他大学の院に編入するのは、一般的には非常に難しいと考えられます。大学4年生が大学院に入る場合、海外に進学する場合、博士課程の場合についてご紹介します。

大学生が他大学の院試を受けるのは「編入」ではない

通常の手続きで出願し、受験

A大学に通う大学4年生が、B大学の大学院入試を受けることを「編入」と呼ぶ人もいますが、これは正式な呼び方ではありません。大学院に入る場合は、その大学の在学生であっても、外部の学生であっても入学試験(院試)を受ける必要があります。

この場合は、大学入試と同様に募集要項を手に入れて出願することになります。院進学を希望する大学に現在在籍している学部生も同じ試験を受験します。そのため、希望する大学の学生との実力差があると考えられる場合は、院試科目の勉強を早めに開始しておくと良いでしょう。大学によっては、過去問を購入できるところもあります。

入試は夏と冬。大学によって違うので注意

院試は夏と冬に行われることが多いようです。どちらか1回しかないところもあれば、2回行うところ、夏は推薦入試になっているところなど、選抜方法と時期はさまざまです。大学ごとではなく、研究科や専攻ごとに異なっている場合もあるのでよく調べておきましょう。

冬に入試が行われる大学院は卒論の提出が求められることがあります。この場合は卒論の内容も選考の対象となっているので、学部生の間も気を抜かずに研究を進めておく必要があります。

参考
平成31(2019)年度大学院人文社会系研究科募集要項 | 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

海外の大学院なら編入できるところも

日本国内の大学では、修士課程や博士課程の途中での編入を制度として認めているところはほとんどないと考えられます。大学院生の途中で指導教員が他大学に転勤してしまった場合も、学生は同じ大学に残ってほかの先生に付くことが多いようです。

ただし、海外の大学の場合は、大学院での編入を認められているところもあります。学部生の転入の場合のように、単位の一部を取得済みと認めてもらうことによって修学年限を短縮できる仕組みです。こちらも国や大学によって大きく制度が変わるので、入学したい大学に問い合わせてみると良いでしょう。

参考
3/3 大学院中退者よ、海外の学位を取ろう! [社会人の大学・大学院] | All About