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物理学、文学などの各分野で大きな功績を残した人に贈られるノーベル賞。今年も日本人が受賞し話題となりましたが、将来的には受賞が難しくなると言われています。当記事ではその理由と、これまでの日本人受賞者をご紹介します。
もくじ
2018年日本人のノーベル賞受賞者
まずは、ノーベル賞の種類と今年の日本人ノーベル賞受賞者をご紹介します。
ノーベル賞の種類
ノーベル賞の種類は全部で6部門あります。物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3部門は「自然科学系3賞」と言われています。日本人のノーベル賞受賞者は、「自然科学」分野に多いことが特徴で、日本でも特に注目度の高い分野です。
●物理学賞
物理学の分野で、最も重要な発見・発明のあった人に授与される賞。
●化学賞
化学の分野で、最も重要な発見・改良のあった人に授与される賞。
●生理学・医学賞
生理学および医学の分野で、最も重要な発見のあった人に授与される賞。
●文学賞
理念をもって、最も傑出した文学作品を創作した人に授与される賞。
●平和賞
世界平和の実現に向けて、国際紛争の調停、軍縮、平和会議の開催などで貢献した人物や団体に授与される賞。
●経済学賞
経済分野において重要な功績のあった人に授与される賞。
(引用元:ノーベル賞の種類一覧|ノーベル賞と日本人)
2018年日本人のノーベル賞受賞者
本庶佑
医学者。京都大学特別教授である本庶佑は、1992年、免疫を抑制するたんぱく質として「PD-1」を発見しました。この性質を利用した、新しいがん治療薬「オプジーボ」を開発したことが評価され、共同研究者のジェームズ・アリソン教授と共にノーベル生理学・医学賞の受賞となりました。
本庶氏の研究は、従来のがん治療法とは異なる画期的ながん免疫療法であり、この受賞でさらにがん治療の可能性が広がるといわれています。ノーベル賞の賞金などをもとに、若手研究者を支援する基金を設立する考えも発表しています。