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国際教養学部という学部があるのを知っていますか? 国際教養という学問は、日本では比較的新しく、多くの人にとってはなじみのない学部であるかもしれません。今回は、最近注目の国際教養学部について詳しくご説明します。
もくじ
国際教養学部とは?
国際教養という言葉だけで想像すると、国際的な教養を学ぶ学部のようなイメージです。早稲田大学では国際教養学部を英語でSchool of International Liberal Studiesと称しています。Lieberal Studiesは日本語で“一般教養”という意味です。それでは、国際的な一般教養を学ぶとはどういうことなのかを見ていきましょう。
国際教養学部でどんなことを学ぶの?
2006年に比較文化学部を国際教養学部に改名した上智大学では、以下のように学部を定義づけています。
高い外国語能力、卓越した専門的知見、異文化への繊細な感受性を身に付け、国際機関や多国籍企業などで活躍できる「グローバル社会対応型」人材の育成を行っています。
(引用元:国際教養学部 学部・大学院 | 上智大学)
カリキュラムは大学によって学ぶ内容はさまざまですが、主に国際経営・経済学・社会科学・比較文化などの国際性や異文化に関する内容に加え、英語コミュニケーション、英作文、批判的思考、パブリックスピーキングなどの語学に関連した内容などを学んだりします。
取得できる資格
大学によって取得できる資格は違いますが、卒業時に以下のような資格が取得可能です。
- 学校教諭(英語)
- 学校図書館司書教諭
- 学芸員
- 司書
- 社会福祉主事
また、国際教育学部では英語力の強化も必須ですので、在学中にTOEICやTOEFLを取得する学生がほとんどです。特に1年程度の留学を経験した場合などは、卒業時にTOEIC(990満点)で800台後半のスコアを取得する学生もいます。
卒業時の進路
国際教養学部の強みは、なんと言っても語学力です。語学力や国際性を生かして、旅行会社やホテルなどの旅行・サービス業、外資系企業などに就職する学生が多くいます。
中には、海外留学や海外の企業、国際機関に就職する学生もいます。外資系企業以外でも、就職において語学力が問う企業も増えており、国際教養学部学生には就職活動において非常に有利と言えるでしょう。