学童保育に行きたがらない。辞める時期の考え方と進め方 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

「行きたくない」と言われたらどんな対処をすればいいの?

学童保育に行きたくないのは、嫌な理由がある場合と、クラスのお友達と遊びたいというポジティブな理由が考えられます。いずれにしても、子供の話をよく聞いた上で、次のような対処を検討してはいかがでしょうか。

同学年の様子を聞いてみる

学童保育に行きたくない理由を聞いた上で、同学年の利用について聞いてみましょう。
家庭の事情は違うにしても、毎日来ている子が多いのか、それとも、学年が上がると毎日通う子は少なくなるのかによって対処方法も変わってくるためです。

子供たちは、学校生活に慣れてくるにつれて、留守番もできるようになりますし放課後一緒に遊べる友達も増えるため、一般的に学童保育では高学年になるにつれて早帰りや欠席が多くなる傾向にあります。そのため学童保育で一緒の、同学年の子供たちの様子を聞いてみると、どのような選択をすることが今の子供にとってベストなのか判断するヒントになるでしょう。

早帰りで様子を見る

いきなり休む日を作るのは心配! ということなら、早く自宅に帰る「早帰り」を使っていつもより早く帰宅する日を設けて、少しの時間だけ家で留守番をする練習をしてみましょう。

例えば1時間、1人で留守番ができたら褒めてあげて、その時間を少しずつ伸ばしていきます。

学童保育を休む曜日を作る

いつかは、学童保育を卒所して留守番しなければいけません。そのためにも今のうちから少しずつ準備をすることも重要です。

辞めるとなると、雨の日や長期休みのときの心配が残るので、休む曜日を決めて少し様子を見ましょう。

学童保育を休む曜日を決めたら、どのように過ごすのがベストなのかを提案してあげます。友達と遊ぶことや、習い事、ゆっくり本を読みたいと家で留守番を選択する子もいるかもしれません。

どの方法を選択したとしても、必ず当日の朝に放課後の過ごし方を確認し、夕食時には、遊んだ様子、そして感想を聞いて、その方法が子供に合っているかどうかを親として把握しましょう。

もし、この子供だけで過ごす時間の内容を把握しておかないと、何をしているのか分からなくなるためです。最初は手をかけてあげることで、子供の行動を軌道にのせてあげることがポイントになります。