高校受験まで残り1年!中学3年生の特別な勉強方法
中学3年生の数学は小学校から中学2年生までの集大成です。そのため、基礎で忘れていることがないかを再確認しながら、理解の限界を引き上げていく勉強をします。目標が高校受験の合格である場合は、志望校の出題傾向に合わせた試験対策が必要です。
そこで、高校受験まで残り1年となった中学3年生ならではの勉強方法をご紹介しましょう。
入試までの学習スケジュールを組む
中学3年生の勉強は目標に向けた学習スケジュールを組むことが大切です。
時期 | 学習のポイント |
夏休みまで | 新しい単元を理解しながら学習 |
夏休み中 | 中学数学を総復習 |
9~10月 | 新しい単元を理解しながら学習 |
11月~翌1月 | 入試演習・過去問対策 |
参考
単元を積み上げ、より高いレベルに到達するために、中学3年生までの範囲を総復習することが必要です。基礎がしっかりしていれば、飛躍的に数学の点数を伸ばす場合もあります。中学3年生の夏休みは部活も終わる時期でもありますので、これまでおざなりになっていた分野を徹底的に洗い出して復習しましょう。
試験は7割とれたら合格する!勝負の鍵は「図形」
入試問題は「正答率が高く、確実に解かなければいけない」問題で6~7割取れれば合格できると言われます。つまり逆に言えば、「正答率が低く、解くのに時間がかかる」捨て問題の3~4割は落としてもいいわけです。その捨て問題の割合は志望校によって異なりますので、必ず入試演習や過去問対策を行いましょう。
ただし、高校受験の数学問題には図形問題の配点が3~4割と言われています。そのため、図形問題は反復練習を行い得意分野にしておくのがおすすめです。
まとめ
中学数学の勉強方法は、理解して進むことが大切です。そのためには同じ問題を繰り返し解き、問題・解法パターンを体に染みつかせ、問題文を読んだ時点で瞬時に公式・法則が浮かぶ訓練をしましょう。
問題を読んだ時の瞬発力の有無で、中学数学を得意科目にするか、そうでないかの差となります。
参考
【中学数学の勉強法】数学の点数が「伸びる人」と「伸びない人」の違い・3つの特徴(2019.7.11)|おうちSTUDY)
【中学数学/勉強法】数学が苦手な中学生はここから始めよう!|スタディコラム